発毛剤に関する情報を発信しているWEBメディアサイト「発毛剤徹底研究」が、男性の薄毛事情を調査するために実施したアンケート調査の結果を公開した。「薄毛のタイプ」についても、イラスト付きで分類している。

　アンケートでは、薄毛に悩む7割以上の人は見た目を気にして、すでに薄毛対策を実施していることや、さらに6割以上の人が薄毛以外の髪のトラブルを抱えていることが判明。その反面、病院での薄毛治療を検討している人は2割程度にとどまり、病院へ行くハードルの高さも浮き彫りになっている。

「あなたは今薄毛に悩んでいますか？」との問いでは、「悩んでいる」が28．4％の1472人、「悩んでいない」が71.6％の3715人という結果に。「発毛剤徹底研究」では、この「悩んでいる」と回答した1472人を対象に詳細なアンケートを行っている。

「悩んでいる」人の年齢の内訳は30代が87人(5.9%)、40代が362人(24.6%)、50代が508人(34.5%)、60代が356人(24.2%)、70代が159人(10.8 %）。30代ではまだ少ないものの、40代になると悩んでいる人が約3倍と激増している。

　さらに「薄毛が気になり出したのは何がきっかけですか？」の項目では、「鏡を見て気づいた」が648人（44%）、「シャンプー時の抜け毛が増えた」が357人（24.2%）、「クシなどにつく抜け毛が増えた」が141人（9.6%）、「枕、布団などについた抜け毛が増えた」が75人（5.1%）、「他人から指摘された」が195人（13.3%）、「その他」が56人（3.8%）。上位4つを合わせると82.9%となり、自分で気づく人がほとんどとなっている。