【超特急インタビュー連載5】3年前に加入したシューヤの思い「過去を超えないと、入った意味がない」 踏み出せた一歩

9人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の初となるライブ&ドキュメンタリー映画『超特急 The Movie RE:VE』(イム・ジス監督、オ・ユンドン監督)が、今月7日に公開される。同作では、6月から東京、兵庫、愛知、埼玉で開催された4都市8公演の『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』に完全密着。公開に先駆け、ENCOUNTはカイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロに同作への思い、グループと個人のビジョンなどを聞いた。第5回は11号車のシューヤ。

超特急11号車、バックボーカル、チャラチャラ担当のシューヤ【写真:藤岡雅樹】
超特急11号車、バックボーカル、チャラチャラ担当のシューヤ【写真:藤岡雅樹】

映画『超特急 The Movie RE:VE』 7日公開

 9人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の初となるライブ&ドキュメンタリー映画『超特急 The Movie RE:VE』(イム・ジス監督、オ・ユンドン監督)が、今月7日に公開される。同作では、6月から東京、兵庫、愛知、埼玉で開催された4都市8公演の『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』に完全密着。公開に先駆け、ENCOUNTはカイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロに同作への思い、グループと個人のビジョンなどを聞いた。第5回は11号車のシューヤ。(取材・文=ふくだりょうこ)

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――公開間近となった『超特急 The Movie RE:VE』への思いを聞かせください。

「超特急のツアーを通しての映画ということで、『どんなふうに作るんだろう?』と思ってビックリもしましたけど、『ファンの方が喜んでくれるコンテンツの一つになるな』とうれしかったですね」

――今回のツアーは、超特急として最大キャパシティーでした。ライブ自体をどう振り返りますか。

「2022年に僕たち2桁号車が入ってからの、史上最大キャパでやれたという事実が僕の中ではすごく大きいです。過去に7人、6人、5人のメンバーで作ってきた歴史を大切にしながらも、それを超えていかないと『僕たちが入った意味がないな』と思っていました。『その第一歩を踏み出せたんじゃないかな』と思ったツアーでしたね」

――加入以来、ボーカルの進化を感じていますか。

「特に自分では『ここが進化しているな』という部分は正直ないんです。でも、『超特急色に染まってきたな』というところはあるかもしれません」

――どういった点で感じたのでしょうか。

「最初、『トンチキソング』と言われる楽曲はやっぱり慣れないというか、歌いにくかったです。でも、タカシくんと一緒にレコーディングをしたり、歌っている中で正解が見つけられてきたかと思います。逆に、激しい、強い楽曲、カッコイイに振り切っている楽曲はもともと得意だったので、そちらはボイストレーナーのりょんりょん先生にも教えてもらって、超特急になってからよりパワーアップした気はしています。いい意味で多方面の歌い方ができるようになりました。あと、声が高くなってきています」

――レッスンの成果でしょうか。

「レッスンではないですね。僕の強みがやっぱりハイトーンなので、高いパートを歌うことが多いんですけど、歌っているとどんどん声が高くなってきました」

今月7日にドキュメンタリー映画が公開【写真:藤岡雅樹】
今月7日にドキュメンタリー映画が公開【写真:藤岡雅樹】

今後の目標「9人でレッドカーペットを」

――バックボーカルという立ち位置は超特急ならではだと思うんですが、その立場から、変化は感じていますか。

「最近、すごく踊ってますね、僕。延々と踊ってます。新曲の振り入れでもダンサーと変わらないぐらい踊ってるので、バックボーカルだけでなくメインダンサーとしても活動しています(笑)」

――今後の目標を聞かせください。

「『超特急 The Movie RE:VE』でレッドカーペット! 9人でレッドカーペットの上を歩きたいですね」

――最後に、シューヤさんから見たメインダンサー・タクヤさんの魅力とは。

「タクちゃんは、メンバーの仲で一番優しい心を持った人だと僕は思ってます。そして、自分に厳しいというか。メンバーにあまり弱みも見せないし、『すごく優しくて強いんだろうな』と思います」

――ステージ上ではいかがですか。

「超特急でずっとセンターを張ってくれていた存在であるからこそ、今までプレッシャーももちろんあったでしょうし。でも、自分で言うのもあれですけど、9人になった熱があるからこそ『いい意味でプレッシャーが和らいでいるといいな』と思います」

□超特急 カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの9人組ボーイズグループ。ダンサーがメイン、ボーカルがバックでパフォーマンスを行う唯一無二の「メインダンサー&バックボーカル」スタイルが特徴。2012年6月、シングル『TRAIN』でデビュー。22年にはメンバーオーディションを開催し、同8月にシューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルが加入。現在の9人体制になった。

□シューヤ 1995年3月25日、埼玉県生まれ。11号車、バックボーカル、チャラチャラ担当。

ヘアメイク KABUKI RYOTA、HIDEYO MINE、YUKIKO HONGO

スタイリスト 東正晃

次のページへ (2/2) 【写真】ピンク髪が目をひくシューヤの別カット
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