入社2年目のフジテレビ・上垣皓太朗アナウンサー（24）、関西テレビ・秦令欧奈アナウンサー（25）が3日、カンテレ・フジテレビ系『旬感LIVEとれたてっ!』（月～金曜午後1時50分）で、東西の「秋の新名所」の中継で同期対決した。新人時代から貫禄ぶりが話題の兵庫出身・上垣アナが東京・調布の深大寺、イケメンで人気の東京出身・秦アナが京都市内から食リポなどを行った。「どちらが行ってみたいと思ったか」で勝負した視聴者の支持率は、秦アナに軍配が上がった。

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　開始前、月曜レギュラーのハイヒール・リンゴは「秦君は関西テレビの一枚看板ですからね、若手の」と紹介。MCの青木源太アナが「1枚じゃないですよ」と否定したが、リンゴは「若手の一枚看板。何があっても秦君」と主張した。進行のカンテレ5年目の橋本和花子アナが「（秦アナ以外にも）いると信じたいです」とコメントしても、リンゴは「秦君しか推せへんやんか」と断言し「上垣さんは楽しみです」と期待した。

　前振りで「最新の京都の魅力、ぎょうさん、お伝えしまっせ」と慣れない関西弁を披露した秦アナ。“先行”の上垣アナは「秦君、関東出身のはずなんですけど、関西弁、、頑張ってしゃべってましたね。私、関西人です」といじった後、「紅葉がまさに進んでいるといった状況で、空とのコントラストが本当にきれいなんですね」と雰囲気を報告。リンゴは「うまい」と感心した。落ち着いた口調でリポートを続ける上垣アナに、青木アナが「地理詳しいですね」と呼びかけると、「私、地理大好きで、地理・歴史の教員免許も取ったぐらいです」と告白。拍手したメッセンジャー・黒田有は「そうあってほしいとこを全部持ってくれてるから、ものすごいホッとします、私。昭和にいてたアナウンサーみたいなんで」と称賛した。

　一方の秦アナはレンタルした着物を着用して登場。「いかがでしょうか？」と聞かれたリンゴは、「似合ってる、似合ってる。頑張れ、秦君」とエール。秦アナが「ありがとうございます。すいません、いつも（自分が）ほめられるようなことばっかり振ってしまって。申し訳ございません」と笑顔で返すと、リンゴは「いいのよ、いいのよ」と優しい言葉をかけた。その後、鴨川ピクニックの“ピクニック”が出てこなかった場面があり、リンゴは「出なかったとき、教えてあげたいぐらいに思いましたけどね。でも、秦君らしくてかわいい」とフォローした。

　土田晃之は、上垣アナについて「落ち着いた声のトーン、スタジオから振られたときもずっと落ち着いてて、オレ、同期ぐらいなんじゃないかなって。50（歳）すぎてて」と笑わせた。『めざましどようび』の中継も見ているという青木アナから「緊張することってないんですか？」と聞かれた上垣アナは、「私、すごく緊張してます」。しかし、「“あっ、やっ……”緊張してます」という続け方がわざとらしく聞こえ、黒田は「やり手やな」と指摘。土田は「さっき、オレ同期って言ったけど、多分、先輩です」と訂正した。

　そばを食した上垣アナが「東京に来て、いまのところ関西弁を封印してやってるんですけれども、関西恋しいなと思いながらきょう中継してました」と明かすと、黒田は「しゃべってほしいわ」とコメントし「落ち着くわ。声が落ち着くし、関西人やと思って、なお近くなって」と好印象だったとした。橋下徹氏が「関西の番組ではこういう落ち着きない。もっとガチャガチャガチャってしてるじゃないですか」と言うと、黒田は「もしかしたらガチャガチャってしゃべるかもしれんから、1回来てほしいよね」とラブコールを送った。

　旬彩弁当を食した秦アナについて、黒田は「かわいらしい顔してはるね、この人」とルックスに言及した。結果的に勝利した秦アナを、先輩の橋本アナが「秦君、おめでとう」、青木アナも「秦アナウンサー、おめでとう！」と祝福。青木アナは今回が第1ラウンドと言い、「またぜひ2人で対決してほしいなというふうに思います。私たちは優しく見守りましょう」とまとめた。