お見送り芸人しんいち、書籍イベントでいきなり土下座 ネット炎上は「正直おいしい」
お見送り芸人しんいちが3日、都内で行われた初著書『嫌われ者って金になる!』取材会に出席した。

事務所に抗議電話も「ニヤニヤした」
お見送り芸人しんいちが3日、都内で行われた初著書『嫌われ者って金になる!』取材会に出席した。
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本書は、『R-1グランプリ』2022年王者で、炎上芸人、クズ芸人として、独自のポジションを築いたお見送り芸人しんいちの初著書。叩かれても“おいしい”とネタにしてもうける“したたかメンタル術”を綴ったノウハウ本だ。
登場するなり土下座したしんいち。書籍発売に「徳間書店さんは頭がおかしい。だってクロちゃんの本も出していますよね」と切り出すと「編集の方から『いまテレビ業界で宮迫さん、渡部さんの次に嫌われているから、本を出しましょう』って言われて」と経緯を明かす。
炎上芸人としてブレイクしているしんいち。最初の炎上について「僕が『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で天海祐希さんのことを歌ったんです。そのとき、宝塚ファンから『兵庫県に足を踏み込むな』とか、事務所のグレープカンパニーにいっぱい苦情電話がかかってきて。そのとき怒られるかなと思ったと同時に、なんかニヤニヤしたんです。中一ぐらいで性の始まりを感じたような」と炎上することへの快感を覚えたという。
しんいちは「炎上は、正直おいしい」と本音を明かすと、以前突撃された週刊文春の記者を、自宅に招き入れて話をしたことについて「びっくりしたけれど、もう諦めたんです。短い芸能生活だったなと。そのとき全部話すので、家に上がってくださいってなったんです。そのときすべて嘘をつかず話したら、記者さんがめっちゃ笑ってくれて『ファンになりました』って言われたんです。そのとき『これは』と思い、『まぁえっか』って。諦めからスタートした感じです」と炎上芸人誕生秘話を明かしていた。
毎日、いろいろな芸能人が炎上している。しんいちは「僕は炎上をピンチだと思っていない。『話題になるな』と思う。ラッキーとしか思っていない。もともと嫌われていたし、仕事もなかった。才能もないし、37歳から飯を食えた人間なんです」と、そもそも炎上がマイナスではないと思っていることを強調した。
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