中島健人、女性監督から“しごき” 海外ドラマ撮影を回想「毎日ワインを飲んでは戻して……」
アーティストで俳優の中島健人が2日、都内で行われたケリング「ウーマン・イン・モーション」トークに、俳優の高畑充希、キャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン氏、プロデューサーの福間美由紀氏、映画監督の是枝裕和氏とともに出席。Huluオリジナルドラマ『コンコルディア/Concordia』での裏話を披露した。

『コンコルディア/Concordia』の裏話を披露
アーティストで俳優の中島健人が2日、都内で行われたケリング「ウーマン・イン・モーション」トークに、俳優の高畑充希、キャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン氏、プロデューサーの福間美由紀氏、映画監督の是枝裕和氏とともに出席。Huluオリジナルドラマ『コンコルディア/Concordia』での裏話を披露した。
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カンヌ国際映画祭の公式パートナーであるケリングが2015年に創設した「ウーマン・イン・モーション」プログラム。10周年を迎える本年のトークでは、来年3月に授賞式が行われる第98回アカデミー賞にて、新たに「キャスティング賞」が創設されることを受け、キャスティングの重要性に焦点を当て、登壇者それぞれの視点から、映画で描かれる女性像の変遷、映画界における女性を取り巻く環境や課題、そして未来に向けた変革について語った。
海外ドラマ『コンコルディア/Concordia』にキャスティングされたきっかけを聞かれた中島は「ビデオセレクションでしたね。フランク・ドルジャー氏が日本の中で英語を使える方々の映像を見て、僕がNetflixのインタビューで英語を使っている映像を見ていただいて、それをきっかけに『この人はちゃんと(英語の)セリフを話せるかもしれない』と感じていただけたのか、めちゃくちゃセリフの長い性悪のエンジニアの役がきました」と打ち明けて会場の笑いを誘い、「バーバラ・イーダー監督という女性の監督だったんですね。現場の中心にいる女性はものすごく強くて、月曜日から金曜日まで毎日撮影だったんですけど、しごきにしごかれまくって、毎日ワインを飲んでは戻して、でも『健人、大丈夫。土日にはおいしいピザが待っているわよ』っていう飴と鞭をローマの地にて受けていました」と告白した。
また、ビデオセレクションのために送った映像について中島は「その役にフィットするような映像を送りたかったんですけど、エンジニアの役の映像は1つもなくて、アクションだったり、ロマンスラブストーリーの主人公だったりの映像だったので、意外な役が来たなと思いました」と吐露し、「現場についてすぐに、ホテルのロビーでバーバラ・イーダー監督のオーディションが始まって、ビデオセレクションのあとにもまだまだオーディションは続いていました」と裏話を明かした。
さらに、キャスティング・ディレクターのデブラ氏に中島は、もし自身がデブラ氏のプロジェクトに参加するならどんな役がいいか質問をし「大学生とか。実年齢より10歳若く見えるので」と言われると、中島は「今までやったことがないスパイ役とかサムライの役はどうですか?」とアピール。デブラ氏が「いいんじゃないですか」と笑顔を見せると、中島は「役を獲得できますように」と願った。
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