高畑充希、ふっくらお腹でイベントに登場 女性をテーマにトーク「現場で働きづらさを感じたことはなかった」
俳優の高畑充希が2日、都内で行われたケリング「ウーマン・イン・モーション」トークに、俳優でアーティストの中島健人、キャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン氏、プロデューサーの福間美由紀氏、映画監督の是枝裕和氏とともに出席した。

ケリング「ウーマン・イン・モーション」トーク
俳優の高畑充希が2日、都内で行われたケリング「ウーマン・イン・モーション」トークに、俳優でアーティストの中島健人、キャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン氏、プロデューサーの福間美由紀氏、映画監督の是枝裕和氏とともに出席した。
トップアイドル時代にバイクでアメリカ横断、ベンツ、ロードスター…多彩な愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
カンヌ国際映画祭の公式パートナーであるケリングが2015年に創設した「ウーマン・イン・モーション」プログラム。10周年を迎える本年のトークでは、来年3月に授賞式が行われる第98回アカデミー賞にて、新たに「キャスティング賞」が創設されることを受け、キャスティングの重要性に焦点を当て、登壇者それぞれの視点から、映画で描かれる女性像の変遷、映画界における女性を取り巻く環境や課題、そして未来に向けた変革について語った。
「ウーマン・イン・モーション」が掲げる、映像業界における女性というテーマへの考えを聞かれた高畑は「妊婦状態で登壇させていただいているんですけど(笑)、正直、今まで“女性だから働きづらいな”って現場で感じたことは、私自身そんなになかったんですよね」と打ち明け、「これからきっと、自分が妊娠したり、子育て、その先にいろんな課題が立ちはだかる中で、女性しか子どもが生めなかったりすることも踏まえて、自分自身いろいろ試行錯誤したり、ぶち当たったりしていかなきゃいけない問題が仕事場において出てくるんだろうなと思うので、自分にとってはちょうどいいタイミングに呼んでいただけてうれしく思います」と笑顔を見せた。
また、近年、映画やドラマで描かれる女性像に変化を感じるか尋ねられると「本によるといいますか、以前よりは圧倒的に自立した女性であったり、自分の足で踏みしめながら歩いていく女性像が増えているとは思いつつ、男性もそうですけど、作品に応じてどんな人間であるかというのを見られたらなと思います」と語った。
さらに、女性の地位の向上や働き方などの環境の問題や、作品の中の女性像など、映像業界における女性をめぐる問題が日々改善されているが、まだまだ十分ではない中で、これから女性が映画業界で活躍するためにどんなことができるのかというテーマに、高畑は「女性として転換期を迎えていく中で、当事者だからこそ思う“もうちょっとこうであったらいいな”ということが出てくるのかなと思ったので、それを我慢しなきゃと思わずに、口に出していきながら、これから子どもを生んだり、子育てをしていく女性たちが働きやすい環境ができていく1つの部品になれたらいいなと思いました」と力強く語った。
あなたの“気になる”を教えてください