元乃木坂46で俳優の生駒里奈が2日、都内で行われた特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』 同時上映『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』10周年記念新作短編『幕間の楔』公開記念舞台あいさつに出席。『鉄血のオルフェンズ』で主人公の三日月・オーガス役を務めた河西健吾も登壇し、2人で同作への思いを語った。

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『ウルズハント』で主人公のウィスタリオ・アファムを演じた生駒は、「本当にすさまじい作品に携わらせていただいた。主に私はXで感想をリサーチするのが趣味なのですが、『この声誰だろう』とか、私のこともこの作品を通して知っていただいた方が増えたのかなと感じました。ありがたいと思っています」と語った。

　続けて、「ドラマや舞台、映画とは違い、結構前にアフレコをとったのにもかかわらず、また元に戻って、今回もう一度演じることとなりました。初めての経験です。前にとった部分と新録でとった部分にちょっとは変化があるのかな。最初は担えている自信はなかったのですが、ウィスタリオくんはこの瞬間にこういう覚悟を持って挑んでいたんだと気付いたり、ウィスタリオくんとともに成長できたのかなと。不思議な体験でした」と振り返った。

　また、生駒は「私はどちらかというと昔は他人を頼れなかったという部分があるんですが、ウィスタリオくんを演じてから、困った時にできる友達に助けてもらおう、補ってもらおうという思考になりました。そう考えるとウィスタリオくんに引っ張られている部分もあるのかなと思いました」と思いを巡らし、「またウィスタリオくんと出会うことがあれば、絶対に皆さんを納得させられるお芝居ができればと思います」と決意を新たにした。

『ウルズハント』は、スマートフォンアプリ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG』で配信されていた全12話を再編集し、新規カットを加えた特別編集版。『幕間の楔』では、『鉄血のオルフェンズ』のテレビアニメ第1期と第2期の幕間を描く。いずれも4週間限定で劇場上映される。