アイナ・ジ・エンド、SNSでヒットの『革命道中』ひっさげワンマンツアー完走 BiSHの『プロミスザスター』も披露
BiSHの元メンバーでアーティストのアイナ・ジ・エンドの全国ワンマンツアー『革命道中』の最終公演が10月31日に東京・Zepp DiverCityで開催され、全21曲のライブで1か月にわたって全国9都市で行われたツアーを締めくくった。開演前には報道陣の取材にも応じ、ライブに込めた思いも語った。

コンセプトは「ファンと一緒に革命を起こす」
BiSHの元メンバーでアーティストのアイナ・ジ・エンドの全国ワンマンツアー『革命道中』の最終公演が10月31日に東京・Zepp DiverCityで開催され、全21曲のライブで1か月にわたって全国9都市で行われたツアーを締めくくった。開演前には報道陣の取材にも応じ、ライブに込めた思いも語った。
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今年、アイナが作詞・作曲を手がけた7月2日リリースの『革命道中- On The Way』はアニメ『ダンダダン』第2期オープニングテーマとして書き下ろされ、全世界でSNS総再生回数12億回を突破。Billboard Global 200にも6週連続でランクインし、全世界でヒットし続けているこの曲をひっさげて、全公演生バンドで開催。10月1日の名古屋公演でツアーは幕を開けた。
取材に応じたアイナは「アリーナツアーくらいの規模のレーザーを仕込んでます。特に『Red:birthmark』で、客席に向かって刺すように赤いレーザーが放たれるので、注目してほしいです」と見どころをアピール。ツアー中の思い出を聞かれると「広島で、前日に夜中1人で散歩していたら『パジャマガールズバー』っていう看板を見つけて。『パジャマガールズバーって何だろう?』って入ろうとしたんですけど、通りすがりの人に『アイナ・ジ・エンドじゃね?』ってささやかれて正気に戻りました(笑)。いつか行ってみたいです」という笑い話を明かした。
開演時間が過ぎると、ステージ上段に白の衣装をまとったアイナとダンサーのアイナ・ジ・エンドテイルズが登場し「ツアーファイナルいくぜ!」と宣言した『革命道中- On The Way』でライブがスタート。ロックな重低音にのせられて、フロアのファンも序盤から大声のコールでアイナのパフォーマンスに応えていく。『Frail』や『Red:birthmark』ではフロアもステージも演出の赤い照明で染まり一体感が高まった。
『Red:birthmark』で赤い衣装に早替わりしたアイナは客席を巻き込んだ演出でもファンを沸かせ、終盤にさしかかると「1人っきりでは歌えないこの曲を、あなたと歌って革命を起こそう!」と叫んでBiSHの楽曲『プロミスザスター』を全力のボーカルで披露。開演前にも「1人じゃ歌えない曲。1人じゃ何も成し遂げられない私と、一緒にアイナ・ジ・エンドを作ってくださいっていう意味を込めてお客さんと歌って、革命を完成させるのが目標です」と語っていた楽曲で、ファンからの大音量のコールも相まっていっそう場内の興奮が高まる。
その後も『BLUE SOULS』ではサビをアイナと観客が一緒になって歌い、続いてもう一度『革命道中- On The Way』を色っぽく歌ってライブ本編は幕を下ろした。
アンコールに応えて再びステージに登場したアイナはバラードの『たからもの』を歌い、最後に軽快でポップな『サボテンガール』を歌い上げる。
そして「あなたのおかげで、多分今日革命起こせました! ありがとね!」と宣言し、「多分革命起こせたってことは、絶対革命起こしたいけど、行くで!」とステージ上でヘドバンのパフォーマンスも見せる。さらに名残を惜しむファンと一緒に『革命道中 – On The Way』をアカペラで歌う瞬間も。最後まで迫力に満ちた歌やダンスで「ファンと一緒に革命を起こす」がコンセプトのライブを締めくくった。
アイナは12月20日には、東京・有明の東京ガーデンシアターでワンマンライブを開催する。
▽セットリスト
1 革命道中 – On The Way
2 ワタシハココニイマス for 雨
3 Poppin’ Run
4 Frail
5 ZOKINGDOG
6 Love Sick
7 アイコトバ
8 日々
9 粧し込んだ日にかぎって
10 スイカ
11 Mogwrians6
12 Red:birthmark
13 Aria
14 家庭教師
15 プロミスザスター
16 entropy
17 ペチカの夜
18 BLUE SOULS
19 革命道中 – On The Way
(ENCORE)
1 きえないで
2 サボテンガール
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