アイナ・ジ・エンド、ソロ活動に怖さも「人を信じられるようになった」 『革命道中』世界的ヒットの反響実感
BiSHの元メンバーでアーティストのアイナ・ジ・エンドの全国ワンマンツアー『革命道中』の最終公演が31日に東京・Zepp DiverCityで開催された。開演前にはアイナが報道陣の囲み取材に応じ、大きな飛躍を遂げた近況を振り返った。

アニメ『ダンダダン』OP『革命道中- On The Way』がメガヒット
BiSHの元メンバーでアーティストのアイナ・ジ・エンドの全国ワンマンツアー『革命道中』の最終公演が31日に東京・Zepp DiverCityで開催された。開演前にはアイナが報道陣の囲み取材に応じ、大きな飛躍を遂げた近況を振り返った。
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今年、アイナが作詞・作曲を手がけた『革命道中- On The Way』はアニメ『ダンダダン』第2期オープニングテーマとして書き下ろされ、全世界でSNS総再生回数12億回を突破。「Billboard Global 200」にも6週連続でランクインし、全世界でヒットし続けているこの曲をひっさげて、10月1日の名古屋公演から9都市9公演を行ってきた。
ツアーファイナルを迎えた心境を聞かれたアイナは「4月に(エイベックスに)移籍し、制作チームも新しくなりました。このチームで臨む初めてのツアーだったので、これまでの活動の集大成を見せたいという気持ちでいっぱいです」とコメント。ライブハウスを巡ってのツアーには、「お客さんの顔がダイレクトに見えて、熱気がすごく伝わってきます。改めて『私はライブハウスで育ったんだな』と実感します」と話した。
アイナ・ジ・エンドとして活動を始めて10年目を迎えたことを「本当に色々なことがありました。『革命道中』でもいろんな方に聴いてくださって。(ソロで)1人になると、全責任を負わなきゃいけないので、色々怖かったんですが、人を信じられるようになりました。自分で舵を切るのも怖かったんですが、人を信じてチームで頑張ることが勉強になりました」と振り返った。
「TikTokとかYouTubeのコメント欄で、海外のコメントをよく見るようになりました」という『革命道中- On The Way』について、「池袋で『ダンダダン』のUFOキャッチャーをやっていたら、曲が聴こえてきたんですよ」という思い出を明かし、「難しくって諦めかけていたら、店内で『革命道中』が流れ始めたんです(笑)。自分の曲に『これはいい曲だ!』と奮い立たされて、ゲットできました。自分の曲に元気をもらえるくらい街で流れているんだ、ということがうれしかったです」と笑顔を見せた。
さらに「ドン・キホーテでも聴きたいですね。昨日も深夜にカラコンを買いに行ったんですが、流れなくて(笑)。ドン・キホーテでも出合いたいです」と曲のさらなるヒットに期待した。
アイナは12月20日にも東京ガーデンシアターでのワンマンライブを控えている。「miletちゃんとかAURORAちゃんのライブを見ていて、ガーデンシアターでのライブは夢の一つでした。それができるこの環境がすごく幸せです」と語った。
また「クリスマスが大好きで、12月はクリスマスも誕生日もあるので、すごくハッピーになれるように。この1年はメインストリームにこう片足突っ込んで、自分もポップなカルチャーに触れたいとか、テレビに出てみたいとか、そういう気持ちで頑張ってきたので、その集大成を12月にやれたらいいなと思います」とこれから年末への活動に向けても決意を示した。
今後の目標としても、「Kアリーナでのライブも夢ですし、以前に(BiSHとして)満員にできなかった地元の大阪城ホールを、今度は必ず盛り上げたいですね」と、改めてライブへの意欲を見せた。
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