山田裕貴、「日本映画の最高到達点の1本」評価にガッツポーズ 佐藤二朗も喜び「うれしかった」
俳優の山田裕貴、染谷将太、坂東龍汰、寛一郎、渡部篤郎、佐藤二朗、永井聡監督が31日、映画『爆弾』(配給:ワーナー・ブラザーズ映画)公開記念舞台あいさつに登壇した。

映画『爆弾』公開記念舞台あいさつ
俳優の山田裕貴、染谷将太、坂東龍汰、寛一郎、渡部篤郎、佐藤二朗、永井聡監督が31日、映画『爆弾』(配給:ワーナー・ブラザーズ映画)公開記念舞台あいさつに登壇した。
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同作は、ヘルシンキ国際映画祭でのワールドプレミア、レッドカーペット登壇、ジャパンプレミアを経て、劇場公開を迎えた。キャストと監督は、客席通路から登壇し、ハロウィーンカラーのミニ花束を観客に投げ入れるなど、会場を盛り上げた。
冒頭のあいさつで山田は「映画館に入った時、雨は降っていましたか? 外は雨、降ってきていますね。雨の中すいません。本当にありがとうございます」と観客を気遣った。さらに「僕はこの日を楽しみに待って、皆さんがこの後どうXに……。『爆弾まじでやばかったんだけど』って書き込んでくれるかが楽しみというか。その感想を楽しみにしながら今日を喜びたいなと思っています」と笑顔で語った。
坂東も「ここに今入ってきた時に皆さんの表情を見て、すごい熱気を感じました。どういう風に受け取ってもらえたか。この後、いろいろエゴサしてみたいなと思いますので、たくさん書いてください」と呼びかけた。
上映後の舞台あいさつとあって、寛一郎は「お疲れ様でした。3時間弱……」と上映時間を勘違いすると、と上映時間を勘違いし、佐藤から「そんなにないね、2時間17分。びっくりした」とツッコミが入るなど、和やかなやりとりも見られた。
寛一郎が「長い映画の膨大な情報量とセリフ量が叩き込まれた後で、脳が爆発していると思う」とタイトルに絡めると、佐藤は「どうしても使いたがるよね」と笑いを誘った。
さらに佐藤は、移動中にドラマ『笑ゥせぇるすまん』の脚本を手掛けたマギー氏から届いたという長文メールを紹介。「原作も大好きで、公開初日に見たと。キャスト、スタッフみんなほめて、最後に『日本映画の最高到達点の1本だと思って興奮している』って。そういうメールがうれしかった」と明かすと、山田はガッツポーズで喜びを表した。
日本最大級のミステリーランキング『このミステリーがすごい! 2023年版』(宝島社)、『ミステリが読みたい 2023年版』(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)で堂々の1位を獲得したベストセラー小説『爆弾』が、映像化。
物語の幕開けは、酔った勢いで自販機と店員に暴行を働き、警察に連行された1人の謎の中年男。彼は自らを「スズキタゴサク」と名乗り、霊感が働くと称して都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告。秋葉原での爆破を皮切りに、この後一時間おきに3回爆発すると予知していく。そして、刑事たちの問いかけをのらりくらりとかわしつつ、次第に爆弾に関する謎めいた“クイズ”を出し始めるのだった。爆弾の在りかを探す警察と犯人との取調室で行われる先読み不能の謎解きゲームと東京中を駆け巡る爆弾探しがリアルタイムで進行する、ミステリーと超ド級のアクションが織り成すエンターテインメントとなっている。
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