産後1年でプロデビュー「13kgくらい減りました」“ムエタイお姉さん”が明かす美ボディーの裏側
モデル×ママ×ムエタイファイター、“ムエタイお姉さん”として活動するみいちゃんレンジャージム(26)は、2025年11月3日に開催される格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」のオープニングファイトに登場し、17歳の伊藤菜の花と対戦する。後編では、SNSでの発信や産後ダイエットへの考え方、インフルエンサーとしての思いについて語ってもらった。

運動の大切さを熱弁「お母さんの気分って家族全体に影響する」
モデル×ママ×ムエタイファイター、“ムエタイお姉さん”として活動するみいちゃんレンジャージム(26)は、2025年11月3日に開催される格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」のオープニングファイトに登場し、17歳の伊藤菜の花と対戦する。後編では、SNSでの発信や産後ダイエットへの考え方、インフルエンサーとしての思いについて語ってもらった。
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――SNSで「ムエタイお姉さん」と名乗り始めたきっかけは。
「ムエタイをやっている女性って、日本ではあまり目立っていないなと思っていて。キックボクシングの女子選手はいても、ムエタイの女性選手って少ないんですよね。だから、一言で伝わって、しかも覚えてもらえるように『ムエタイお姉さん』って名乗り始めました。
あと、私自身“お姉さんっぽい”って言われるのがうれしいんです(笑)。“ママ”でもあり“モデル”でもあり“格闘家”でもある、そんなギャップも生かしたくて。格闘技が好きな人だけじゃなくて、ママ層や女性たちからも支持されるように、自分のいろんな側面を見せるようにしています」
――モデルとしてのスタイルキープは、どのように。
「絶対に食事制限はしません。これ、本当に大事にしてるんです。制限するとイライラするし、続かない。最近は『食べない系ダイエット』がはやっていたりするけど、長い目で見たら健康にも悪いし、精神的にもキツくなると思う。
だから私は、とにかく食べて、動く。動いてカロリー消費することでスタイルを保ってます。キックボクシングって45分やるだけで、スクワット1000回分のカロリー消費があるらしくて、楽しく効率的に痩せられるんです」

“ママ”たちからのDMにも返信
――妊娠中からプロデビューまでで、どれくらい体重を戻したのでしょう。
「大体13キロくらい減りました。もともと妊娠前から運動していたので、出産後の戻りも早かったです。妊娠中も姿勢を意識していました。骨盤の上に赤ちゃんを乗せるような正しい姿勢をしていると、お腹も垂れにくくて、産後の皮も残りづらいんです」
――運動だけで体型維持しているんですね。
「そうです。だからこそ、特にお母さんたちには『食事制限しなくても、キックやムエタイをやれば体は変わるよ!』って伝えたいです。一緒に動いて、一緒に笑って、楽しくやれたら最高ですよね」
――投稿では母親としての顔も垣間見えます。
「実際にDMでも、お母さんたちから『私もやってみたいけど、子育て中で時間がない』とか、『なかなか自分のための時間が持てないけど、みいちゃんの投稿を見て元気もらってます』っていう声をいただくことが多くて。私が出産しても格闘技を続けている姿を見て、『お母さんでも挑戦していいんだ』って思ってもらえたらうれしいです。
『ママは家にいるもの』っていう固定観念とか、『格闘技は男性や若い子だけのもの』っていうイメージを払拭したい。格闘技は本当に楽しいし、生活の質も上がるので、それをもっと多くの人に知ってもらいたいです」
――DMにはすべて返信しているのですか。
「できる限り返信するようにしています。特に女性の意見や、格闘技関係の意見は、とても参考になるので、大切ですね。アンチについては、多ければ多いほど目立っているということなので全く気にしてないです(笑)」
――生活の質が上がる、というのはどういうところで実感しますか。
「やっぱり、サンドバッグ叩いてるとストレスが一瞬で飛んでいきます(笑)。特にお母さんって、自分の時間もなかなか取れないし、ストレスも溜まりやすい。でも格闘技やってる時間は完全に“自分のための時間”で、終わったあとに気持ちもスッキリする。
それに、お母さんの気分って家族全体に影響すると思うんです。私が機嫌よくいることで、家族もいい空気になる。だから、自分のテンションを上げるためにも、運動ってすごく大事だと感じています」
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