坂本九さんの知られざる“喜劇王”の顔 没後40年で主演映画が連日上映へ 妻・柏木由紀子「チラシを見るだけで思い出が」
歌手・坂本九さん(享年43)の主演映画が、11月6日から来年1月31日にかけて東京・ラピュタ阿佐ヶ谷で上映されることになり、25日までに同劇場が公式サイトで発表した。連日午前10時30分から1回のみの上映(12月31日、1日1日は休館)となる。

11月6日に開始、9日には柏木らのトークショー
歌手・坂本九さん(享年43)の主演映画が、11月6日から来年1月31日にかけて東京・ラピュタ阿佐ヶ谷で上映されることになり、25日までに同劇場が公式サイトで発表した。連日午前10時30分から1回のみの上映(12月31日、1日1日は休館)となる。
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昭和を代表する歌手の坂本さんは、1985年8月12日の日航ジャンボ機墜落事故で死去。今年は没後40年にあたる。61年、『上を向いて歩こう』が大ヒットし、63年には同曲が『SUKIYAKI』として全米ビルボードチャート1位に輝き、「米国で最もヒットした日本の曲」となった。一方で、高いコメディーセンスでも注目され、60年代には大映、東映、東宝、日活、松竹が、坂本さんの主演作をこぞって制作し、公開。文字通り、“喜劇王”になることも期待される存在だった。
ラピュタ阿佐ヶ谷ではその功績を約3か月に渡って振り返ることになり、初日の11月から同12日にかけては、61年公開の『悲しき60才』を上映。同9日には、坂本さんの妻で俳優の柏木由紀子、坂本さんの事務所・マナセプロダクションの曲直瀬道枝氏、音楽プロデューサー・新田和長氏、娯楽映画研究家・佐藤利明氏によるトークイベント開催を決めた。
柏木は同イベントに向け、「チラシに掲載されている映画の写真を見るだけで、いろいろな思い出がよみがえってきました。お話をするのを楽しみにしています」とコメントしている。
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