磯村勇斗、アート作品購入に「すごく興奮」 初作品は「四六時中見ながら生活していた」

俳優の鈴木京香と磯村勇斗が29日、都内で行われた「アートウィーク東京 2025」記者発表会内のトークショーに出席した。アート談義に花を咲かせた。

トークショーに出席した磯村勇斗【写真:ENCOUNT編集部】
トークショーに出席した磯村勇斗【写真:ENCOUNT編集部】

アート購入後「ご飯食べるときも、わざわざそっちを見ながら」

 俳優の鈴木京香と磯村勇斗が29日、都内で行われた「アートウィーク東京 2025」記者発表会内のトークショーに出席した。アート談義に花を咲かせた。

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 同イベントのアンバサダーを務める鈴木は、アートや建築への造詣が深く、近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した建築家・吉阪隆正が設計した住宅「ヴィラ・クゥクゥ」を継承し、保存・再生と一般公開に向けて尽力していることで知られる。

 テレビ東京系列の教養番組『新美の巨人たち』にナレーターとして出演している磯村は、スペシャルゲストとして登場。冒頭からウキウキした様子で、鈴木と向き合うや「非常に楽しみにしていました」と満面の笑顔に。「美術館は、家族で子どもの頃から行っていた。東京に来てからも、友達とアートを観に行ったりしていた」と述懐し、「ある番組をきっかけに『アートを買うのはどうですか?』という企画があって、そこからギャラリーに行って買うことにちょっと目覚めてしまった。そういう楽しみ方もあるんだなと気づいた」と話した。

 横で聞いていた鈴木が「アートを購入して、自分の生活に迎え入れるって、すごく興奮してしまうんですよね」とニッコリ。磯村も笑顔を見せて「分かります。『どこにこれを飾ろうか』とか考えちゃいますよね」と言い、初めて作品を迎え入れたときは「ずっと四六時中その絵を見ながら生活していましたね。ご飯食べるときも、わざわざそっちを見ながらご飯を食べて、『どういうふうに見せるのかな』というのを、すごく楽しんでましたね」と語った。

 もし、アーティストに自身の絵画を描いてもらうなら、自分のどのようなアートの瞬間を描いてほしいかと問われて「普段は役者をやっていますので、けっこう役者の準備期間は孤独だなと感じるときがある。その孤独と静寂の瞬間を(20世紀の米国の画家の)エドワード・ホッパーのように描いてほしい」と照れ笑いを浮かべた。

 同イベントは、東京を代表する美術館やアートギャラリー、アート業界をけん引するプロフェッショナルたちが作り上げる現代アートの祭典。世界最高峰の芸術フェア「アートバーゼル」と提携し、東京の現代アートの今を発信する。国際的なアートイベントとして、コロナ禍のプレ開催を経て、2022年より開催されている。

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