奈緒、「東京ドラマアウォード2025」主演女優賞 役者・人間として「すてきに日々を生きていきたい」

俳優の奈緒が28日、都内で開催された「東京ドラマアウォード2025」の授賞式に登壇。主演女優賞を受賞した心境を口にした。

イベントに登壇した奈緒【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した奈緒【写真:ENCOUNT編集部】

「東京ドラマアウォード2025」授賞式が開催

 俳優の奈緒が28日、都内で開催された「東京ドラマアウォード2025」の授賞式に登壇。主演女優賞を受賞した心境を口にした。

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 2008年に創設された同賞では、作品の質だけではなく「市場性」と「商業性」にスポットをあて、「世界に見せたい日本のドラマ」というコンセプトのもと、世界水準で売れる可能性が高いテレビドラマを表彰する。この日の授賞式では、開会宣言を務めた早河洋氏より、同賞は今回で幕を閉じ、エランドール賞との統合が発表された。

『東京サラダボウル』で、主演として緑髪の国際捜査官・幸田マリを演じた奈緒。中国語通訳の雪野涼(松田龍平)とバディを組み、東京の外国人住民に関わる事件やトラブルに向き合う役どころだ。受賞の気持ちを聞かれると、「このような光栄な賞をいただきありがとうございます」と感謝。そして、「このドラマは、大好きなスタッフの皆さん、すばらしいキャストの皆さん、そして舞台が国際捜査係っていう設定だったので、海を渡って海外からもたくさんのキャストが参加してくれました」と振り返り、「初めて日本に来るっていう仲間もいて、日本の撮影現場を初めて知って『とても幸せだった』と言って帰ってくださったキャストの皆さんの顔が今でも忘れられないです」としみじみと話した。

 最後には「幸田マリという警察官は、自分の目で見た物を信じて、いろいろなボーダーを勇気を持って超えていく人でした。私自身、役者としても1人の人間としても、見たものを信じ、信じてみたけど間違えたかなって思う時は一歩後ろに下がって、すてきに日々を生きていきたいと思います」と展望を述べ、締めくくった。

 授賞式には、松坂桃李、杉咲花、角田晃広、芳根京子、本田響矢、加藤小夏も登壇。司会は、三谷幸喜氏と有働由美子アナウンサーが担当した。

【「東京ドラマアウォード2025」表彰】

■作品賞
グランプリ『海に眠るダイヤモンド』(TBSテレビ)杉咲花
優秀賞『東京サラダボウル』(日本放送協会)奈緒
優秀賞『ホットスポット』(日本テレビ放送網)角田晃広
優秀賞『御上先生』(TBSテレビ系)松坂桃李
優秀賞『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)芳根京子、本田響矢
ローカル・ドラマ賞『ススキノ・インターン?マーケ学生ユキナの、スナック立て直し記?』(北海道テレビ放送)加藤小夏

■個人賞
助演女優賞 杉咲花 『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)
助演男優賞 角田晃広 『ホットスポット』(日本テレビ放送網)
主演女優賞 奈緒 『東京サラダボウル』(日本放送協会)
主演男優賞 松坂桃李 『御上先生』(TBSテレビ系)

■特別賞
西田敏行

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