鈴木亮平、日曜劇場で2年ぶり主演 前代未聞の一人二役「登場する人物が『全員嘘つき』」
俳優の鈴木亮平が、2026年1月期のTBS系連続ドラマ『リブート』(日曜午後9時)で主演を務めることが28日に発表された。また、俳優の戸田恵梨香が日曜劇場初出演することもあわせて明かされている。

家族を守るために顔を変えるパティシエと悪徳刑事を鈴木亮平が熱演
俳優の鈴木亮平が、2026年1月期のTBS系連続ドラマ『リブート』(日曜午後9時)で主演を務めることが28日に発表された。また、俳優の戸田恵梨香が日曜劇場初出演することもあわせて明かされている。
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同作は、主人公・早瀬陸が家族を守るために「顔を変える=リブート(再起動)」という決断を下し、愛する人の死を巡って嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒とうのスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”だ。
3度目の日曜劇場主演となる鈴木は今作で、平凡なパティシエ・早瀬と、裏社会とも繋がる悪徳刑事・儀堂歩という、1人2役の主人公を演じる。
鈴木が演じる早瀬は、妻・息子・母親とともにハヤセ洋菓子店を営む善良なパティシエ。失踪した妻の死をきっかけに、他人になりきるという決断を下す。対する儀堂は、警視庁捜査一課に所属し、違法捜査も辞さない悪徳刑事で、早瀬の敵として登場する。善悪を行き来する二つの役柄を、鈴木がどのように演じ分けるのか注目される。
そして、早瀬のもとに現れるのが戸田演じる公認会計士・幸後一香。妻・夏海の元同僚であり、早瀬が“リブート”するための協力をするが、敵か味方かは謎の役柄だ。戸田は、2021年1月期の『俺の家の話』以来のTBSドラマ出演で、日曜劇場には初登場となる。
脚本を手がけるのは、『グランメゾン東京』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『ラストマン-全盲の捜査官-』などで知られる黒岩勉氏。構想に3年を費やした完全オリジナル作品だ。
鈴木と戸田のコメントは以下の通り。
○鈴木亮平 コメント
「ある日突然、他人の顔で生きていかなければならなくなったら。しかも、それが『バレたら破滅』という極限状態だったら? 初めてこのストーリーを読んだとき、そのあまりの面白さにページをめくる手が止まりませんでした。第一話から最終話まで、毎回驚くような展開が待ち受けています。ぜひ楽しみにしていてください。
今作で私は、二人の主人公を演じます。パティシエの早瀬陸は、どんな犠牲を払ってでも愛する家族のもとに戻ろうとする信念の男。一方の儀堂歩は、そんな早瀬を追い詰める、謎に包まれた悪徳刑事です。彼ら二人だけでなく、この物語に登場するすべての人物が、何らかの嘘を抱えています。まさに『全員嘘つき』と言っても過言ではありません。
私にとって今作での一番の挑戦は、『演技とは何か』という問いに向き合うことでした。それは同時に、“俳優という職業”そのものと向き合う時間でもありました。別の人間になりきるための方法、やりがちなミス、そして役が自分と同化していくあの感覚。自分がこれまで俳優として経験してきた『演技あるある』も、この作品には随所に散りばめられています。『リブート』は、極限状態で繰り広げられるサスペンスでありながら、やはり『日曜劇場らしい家族の物語』でもあります。日曜の夜、毎話訪れるどんでん返しにドキドキしながら、同時に家族の絆に胸を熱くして観ていただけたら嬉しいです」
○戸田恵梨香 コメント
「脚本を頂き読み込むほど、物語の先が全く想像できず、一視聴者としてワクワクしました。その今作で私が演じるのは、嘘にまみれた謎の公認会計士・幸後一香です。この一香に限らず、登場人物全員が嘘をついており、何が真実で何が嘘なのか、最後まで分からない点が大きな見どころです。今作のテーマである『再起動』を彩る『嘘』を表現するため、絶妙なバランスで演じることに努めました。視聴者の皆様には、登場人物の表情の些細な変化にも注目していただき、物語の真実を読み解いていただければ嬉しいです」
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