マクドナルド、紙ストローの提供終了へ ネット歓喜「マックの進化が止まらない」「これはナイス」

日本マクドナルドは27日、公式サイトを更新。バージンプラスチック削減の取り組みの一環として、11月19日より、コールドドリンク(紙カップ用)のフタを、リサイクルPET製のストローなしで飲めるフタ(ストローレスリッド)に順次変更することを発表した。また、今年5月に長崎県で先行導入していた、バイオマスプラスチックの持ち帰り用のプラスチック製手さげ袋を、全国のマクドナルド店舗で順次導入する。

マクドナルド【写真:ENCOUNT編集部】
マクドナルド【写真:ENCOUNT編集部】

ハッピーセット、マックシェイクはストロー付きで提供

 日本マクドナルドは27日、公式サイトを更新。バージンプラスチック削減の取り組みの一環として、11月19日より、コールドドリンク(紙カップ用)のフタを、リサイクルPET製のストローなしで飲めるフタ(ストローレスリッド)に順次変更することを発表した。また、今年5月に長崎県で先行導入していた、バイオマスプラスチックの持ち帰り用のプラスチック製手さげ袋を、全国のマクドナルド店舗で順次導入する。

 導入するストローレスリッドは、店内利用だけでなく、デリバリーやテイクアウト、ドライブスルーへの対応と、地球環境負荷の低減を両立するため、3年以上の期間をかけて開発したものという。

 素材にはリサイクルPETを100%使用し、ストローなしで飲めることに加え、テイクアウトやデリバリー時など不用意に開いて漏れを生じさせないのが特長。炭酸飲料のデリバリー時に振動で炭酸ガスの内圧で噴き出しにくいようなデザインとなっており、紙製のストローの提供は順次終了される。

 また、11月19日からレジ袋をバイオマスプラスチック95%使用のものに変更。本レジ袋は2025年5月より長崎県の全店舗(佐世保基地店を除く23店舗)で先行導入しており、耐久性や使用感は従来使用していたレジ袋(バイオマスプラスチック50%使用)と変わらないことが確認されている。

 さらに、25年3月に新登場した「ほんのハッピーセット」の絵本より、本および本のパッケージの素材を変更。従来絵本はバージンプラスチックを使用したハードカバー仕様だったが、FSCR認証取得(FSCR N004151)の紙製のソフトカバー仕様に変更し、すべての本でバージンプラスチックを使用しないサステナブル素材に。本のパッケージは、従来のビニール製のものから、FSC認証取得の紙製の袋へと切り替わる。

 子どもが飲食する際やハッピーセットを食べる際は、これまでどおりストロー付きで提供される。また、マックシェイクR、マックフィズR、マックフロートR、フラッペ、スムージーなどのメニューについても、引き続きストロー付きで提供される。

 ネットでは「紙ストロー」がトレンド入り。「ほんまにこれはナイス」「マックの進化が止まらない」「紙ストローは、不評だったもんな」といった声が上がっている。

次のページへ (2/2) 【写真】マクドナルドの新しいストロー無しで飲めるフタ
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