杉咲花、念願の登山に挑戦 山頂で食べたサラミに感動「こんなにおいしかったんだ!」
俳優の杉咲花が25日、都内で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』公開記念舞台あいさつに、共演の南琴奈、板垣李光人、蒼井優、メガホンをとった松居大悟監督とともに登壇。念願の登山を経験したことを明かした。

『ミーツ・ザ・ワールド』公開記念舞台あいさつに登壇
俳優の杉咲花が25日、都内で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』公開記念舞台あいさつに、共演の南琴奈、板垣李光人、蒼井優、メガホンをとった松居大悟監督とともに登壇。念願の登山を経験したことを明かした。
歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画『ミート・イズ・マイン』をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の主人公の新たな世界との出会いを描いた本作。原作は、第35回柴田錬三郎賞を受賞した金原ひとみの同名小説。自著の映画化は、第130回芥川賞を受賞したデビュー作『蛇にピアス』以来、17年ぶりとなる。
主人公の由嘉里を演じた杉咲は、試写会で杉咲が演じた腐女子の由嘉里の解像度が非常に高いと好評だったそうで、役を演じる上で意識したことや参考にしたことを聞かれた杉咲は「本当に原作の人物造形のすばらしさだと思うんですけど、クランクインする前に演出部さんたちがリサーチしてくださったり、その資料をいただいたり、自分でもSNSとか、実際にお会いしていろんなお話をお聞きしたりして、監督と一緒にちょっとずつ試行錯誤して、由嘉里という人物を探していった感じですね」と打ち明けた。
また、本作には食事のシーンが多いそうで、同シーンで意識したことを聞かれた杉咲は「『とにかくもりもり食べてほしい』って言われていたので、そのことしか考えずにやっていたんですけど、ラーメン屋さんのシーンが何度か出てきて、そのラーメンが本当においしくて、みんなカットがかかった後もずっと食べていました(笑)」と笑顔で振り返り、焼肉を食べるシーンも印象的だそうで「焼き上がるまでの時間を逆算して、お肉を1分くらい焼いた状態で本番始めようみたいなことを計算しました」と裏話を明かした。
さらに、本作のタイトルにちなみ、新しい世界と出会ったと感じたエピソードを聞かれると、杉咲は“山”と答え「ずっと登山をしたかったんですけど、最近やっと行けて、木曽駒ヶ岳という長野のほうにある山を登ってきて、すっごくきつかったんですけど、山頂で食べたサラミがめちゃくちゃおいしくて、『こんなにおいしかったんだ!』ってなるくらい、お菓子とかが本当にありがたい味がするというか、そういう経験を初めてして幸せでした」と声を弾ませ、2時間弱で登ったそうで「ほぼロッククライミングみたいな感じで、かなりきつめの山でした」とコメント。サラミを食べた理由については「一緒に行った方がそっと分けてくれたので(笑)」と笑顔で語った。
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