市原隼人、主演映画「8割以上カット」 監督に感謝「本当に幸せ者だなと感じている」

俳優の市原隼人が24日、都内で行われた映画『おいしい給食 炎の修学旅行』(公開中、綾部真弥監督)の初日舞台あいさつに登壇。同作の撮影を振り返った。

舞台あいさつに登壇した市原隼人【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した市原隼人【写真:ENCOUNT編集部】

約600人の観客をお出迎え「急げ!」

 俳優の市原隼人が24日、都内で行われた映画『おいしい給食 炎の修学旅行』(公開中、綾部真弥監督)の初日舞台あいさつに登壇。同作の撮影を振り返った。

 同作は、1980年代のある中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディー。2019年にドラマが始まり、現在までにドラマ3シリーズ、劇場版3本が公開された。最新作は、修学旅行先の青森・岩手が舞台で、甘利田の前にかつての同僚・御園ひとみ(武田玲奈)が現れ、修学旅行は波乱の展開に。

 舞台あいさつの前には、甘利田にふんした市原が劇場に入る観客約600人を出迎えた。市原の出迎えにはしゃぐファン、自作のうちわを見せる人などに感謝しながら「おはよう!」や「急げ! 遅刻するぞ!」と連呼。この最中には「舞台でも出したことがない大声を張り上げている」「もう30回以上舞台あいさつをしていて初日の感覚がない!」など本音を漏らし、報道陣を笑わせる場面もあった。

 そして、舞台あいさつが始まると「ついに最新作の公開が本日から。初日が迎えられたことを心よりうれしく思っています」とにっこり。同作の見どころについては「選べません」とのことで、「給食のために学校に来ているといっても過言でもない教師が、給食以外の物を食べると。どういう作品になるのか楽しみでしかたなかった」と声を弾ませた。青森ではせんべい汁、岩手でわんこそばを食べたというが「カットがかっても食べるのは止まらなかった」と明かした。

 この日は、作品の内容と絡めて「人生で全力で取り組んでいること」を聞かれる場面も。これには「『おいしい給食』です」と答え、「すべてを注いでます。炎の全国キャラバンと称して、こっちで舞台あいさつ、飛行機乗って舞台あいさつ、新幹線乗って舞台あいさつ、と1日に3件。この作品を好いてくれる人たちのファンなので、お会いできることがうれしいんです。温かく迎えて下さり感謝しています」と感謝した。

 締めの言葉では「8割くらいカットされるんですよ」と打ち明け、「それでも、シーズン1の時に『カットされてもいいからいろいろなことをやらせてください。お願いします』とお伝えしたら、綾部さんは受けてくれた。感謝しています。綾部監督がいなければこの作品はなし得なかったので、本当に幸せ者だなと感じています」としみじみと話していた。

 舞台あいさつには、武田、田澤泰粋、栄信、片桐仁、いとうまい子、小堺一機、綾部監督も登壇した。

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