光GENJIの元メンバーで俳優の佐藤アツヒロが24日、舞台『スイートホーム ビターホーム』の取材会に登壇。自身の役どころを“謎の男”と表現しつつ、持ち前のユーモアで会場を和ませた。

【特集】薄毛治療が新時代突入!?　オーダーメイド治療が持つ可能性

　松竹創業百三十周年を記念した作品として12月6日～14日に大阪・大阪松竹座、12月20日に石川・北國新聞赤羽ホール、12月26日～29日に東京・シアターHで上映される同舞台は、欠陥住宅問題に立ち向かいながら「信頼とは何か」というテーマに迫っていく藤井清美（作・演出）のお仕事コメディー第3弾。主演を中山優馬が務めるほか、秋元才加、藤野涼子ら豪華なキャストが揃い、家をテーマに希望と不安をユーモラスに描く。

　藤井のお仕事コメディーシリーズに全て出演している佐藤。今作では秋元才加ふんする亜紀子のパートナーと名乗る怪しい男・山田を演じる。佐藤は「僕の役は今までと違って不思議な役。“山田”という苗字しかないんですよね」と不服顔も、「この業界にずっといたので、サラリーマンをやったことがありません。言葉遣いだったりきちんとしたことを表現してきませんでした。前回も難しかったんですが、今回は不思議な役。自分で言うのもあれですが、自分の見た目は硬派だと思っています。でもこの物語は逆なのでお楽しみに（笑）」と今回演じる山田は自分と異なるキャラクターだという。

　全キャストの中で2番目に年上（現在52歳）だという佐藤。「僕は最年長ではないんです！　その1個下で良かった（笑）」と安堵した表情で「僕は末っ子で姉貴が2人います。いくら自分が年上になっても年上ぶれない、いつも末っ子キャラです」と気取らない姿勢を中山ら共演者にアピール。そんな佐藤と12年ぶりに共演する中山は「僕は憧れの先輩の背中を無条件に信頼していますので、よろしくお願いします」と先輩への厚い信頼をうかがわせた。

　同取材会には佐藤と中山のほか、秋元、藤野、井上拓哉、舞羽美海、瀬戸カトリーヌ、駿河太郎、藤井も出席した。