稲垣吾郎、英傑作舞台で主演 来年上演「久々に大人のラブコメディーを演じることが今から楽しみ」
俳優の稲垣吾郎が、2026年2月に東京PARCO劇場、同年3月に京都・広島・福岡・仙台にて上演される舞台『プレゼント・ラフター』で主演を務めることが21日に発表された。

ノエル・カワードの傑作『プレゼント・ラフター』が上演決定
俳優の稲垣吾郎が、2026年2月に東京PARCO劇場、同年3月に京都・広島・福岡・仙台にて上演される舞台『プレゼント・ラフター』で主演を務めることが21日に発表された。
本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによる傑作ラブコメディー。ノエル・カワードはウィットに飛んだ作風で数々のヒット作を生み出した20世紀英国を代表する劇作家で、『プレゼント・ラフター』は1942年の初演以来、繰り返し上演されてきた。
2017年には主演のケヴィン・クラインが3度目のトニー賞を受賞、映画館でも上映された。19年のマシュー・ウォーチャス演出版は、英国ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台をスクリーン上映するプロジェクト『ナショナル・シアター・ライブ』でも取り上げられ、初演から80年以上経った今なお、注目を集め続けている。
ギャリー役を務めるのは、知的な存在感を放ちながら、感情の機微を繊細に表現し、コメディーからシリアスまで幅広く演じ分ける稲垣。ギャリーの妻役には、透明感と芯の強さを合わせ待ち、リアルな感情表現が持ち味の俳優・倉科カナ。さらに、黒谷友香、広岡由里子、浜田信也、桑原裕子ほか、ギャリーを取り巻く個性的な人物を実力派の俳優陣が演じる。
演出は、登場人物の心情を丁寧に描くことで定評のある小山ゆうな氏。本作で稲垣と初めてタッグを組む。
公演は2026年2月7日~28日に東京PARCO劇場、3月に京都、広島、福岡、仙台で上演される。
○主演・稲垣吾郎 コメント
「10年ぶりに、新しくなったPARCO劇場に立てること、心待ちにしています。久々に大人のラブコメディーを演じることが今から楽しみです。ぜひご期待ください」
○演出・小山ゆうな氏コメント
「昨年ご一緒した『ワタシタチはモノガタリ』のプロデューサーチームお二人から、長年上演を目指してきた稲垣吾郎さん主演の『プレゼント・ラフター』のお話を伺った時にとてもワクワクしました。パルコ劇場で、稲垣吾郎さんをはじめ個性あふれる素敵な俳優さんたちと、信頼するクリエイターチームとともに、創作できることを楽しみにしております。スタッフ・キャスト全員で、多才で、ファッションリーダーで、天才的センスのノエル・カワードから溢れ出たウィットに富んだ作品の魅力を日本のお客様にしっかりお届けできるよう稽古します」
