お笑い芸人のバイク川崎バイク（BKB）が19日、Xを更新し、心温まるタクシー運転手とのエピソードを明かした。

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　BKBは「タクシーに乗り目的地を伝え発進した直後、前の車が急に横入りしてきた」とと説明。続けて「運転手さんが急ブレーキをかけ難を逃れた。自身の急ブレーキに対して運転手さんが『失礼しました。大丈夫でしたか』と感じのいい口調でひと声かけてくれたので『いえいえ、危ない車でしたね』と何の気なしに答えた。すると運転手さんが『いやあ、僕も三年前に東京出てきたんですが荒っぽい人も多いですね』と言った」と振り返った。

　明らかに年配の方だったため、BKBが気になって話を聞くと、運転手は「僕ね、40年ほど北海道でずっと鉄道の仕事をしていたんです。もちろんやりがいもありました。でも還暦前になって、ふと思ったんですよ。もっと他の世界も見たいなーと。僕はこの街、この仕事、この生き方以外、なあんにも知らないなあと。それで家族を説得して上京してきました。今ね、すごく楽しいですよ。ははは」と、気恥ずかしそうに語ったという。

　BKBは「思わず『……いや、すごいですね。カッコいいっす』と伝えた。一期一会というやつを感じた夜でした。僕もなるべく、後悔しないよう、バカやっていきたいすね。ヒィア」とつづり、出会いに感謝した。

　この投稿にフォロワーからは「素敵なお話ですね！」「危ない車に対して心が広い…そしてカッコよ過ぎますね」「感動するやん」「一歩踏み出す　勇気のある人って素敵」といった声が寄せられている。