70歳で楽屋の雑用 村上ショージ、大御所たちのゴミを片付け「私が一番後輩やから」
お笑い芸人の村上ショージが18日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。70歳で楽屋の雑用をこなすはめになったことを明かした。

MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』
お笑い芸人の村上ショージが18日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。70歳で楽屋の雑用をこなすはめになったことを明かした。
村上は最近のつらかったエピソードを披露した。芸歴48年を迎えた超ベテランは「この間、劇場の出番やって。(中川家の)礼二がプリンみたいなのを持ってきてくれたから、(月亭)八方さん、ザ・ぼんちさん、オール阪神・巨人さん(がいて)。『礼二からです。兄さん、皆さんで』って食べて」と説明した。
食べ終わって、それぞれバラバラになり、片づけが必要になったという。「大体、後輩がしますやん。僕、ゴミ箱持ってきて。70(歳)の私が一番後輩やから、全員のコップやら(片づけて)、ゴミを捨ててたら。『70がすることか』って」と回想。盟友の明石家さんまは「そうか。そのメンバーやったら、ショージ、後輩か。八方兄さんいてて、阪神・巨人がいて」というと、村上は「ぼんちさんがいて」と付け足し。さんまは「そら、お前、片づけなあかんわ。70でもしゃあないな」と先輩・後輩の関係から仕方ないとした。
村上は「ほんなら、みんなでゲラゲラ笑うてて。『それ、普通、20代、30代がやることですよ』(って)言われても。70のおっさんがゴミ箱持ってきて、全員の片づけして、テーブルふいて」と苦笑すると、さんまは「『70(歳)過ぎの芸人たちがまだ頑張ってる』というすごさもあるよね。昔では考えられない」と発言。村上が「そうなんですよね。(同い年の)さんまさんがおったら、さんまさんも(僕より)先輩ですから」と口にすると、さんまは「そうそう。ただ、(オール)巨人とはもめたな」と告白。
さんまは「(巨人とは互いに)『オレが先輩』って。いつもあいつ『“オレが先輩や”っちゅうねん。すまんけど、3か月だけ敬語でしゃべってくれ』って。芸能界入ったんは巨人なんです、先なのは。吉本に入ったのは僕が先なんです。(向こうが)途中から吉本に来たんで、『おい、巨人』って呼んでしまってる。ずっと『巨人兄さんやで』って巨人は心の中で言うてたみたい」と明かして笑わせた。さんまは「オレ、同期やと思ってるから」といい、吉本入りはさんま、巨人、島田紳助さん、故・松本竜助さん、桂小枝らが一緒とした。
