円谷プロ×東映の新作アニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』製作決定 山根綺&高橋花林が出演
円谷プロダクションと東映アニメーションが共同製作する新作アニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』の製作が20日に発表された。

『KAIJU DECODE』シリーズ最新作、マルとココの出会いが描かれる新アニメが始動
円谷プロダクションと東映アニメーションが共同製作する新作アニメ『怪獣デコード アイダラの指輪』の製作が20日に発表された。
本作は、「怪獣と少女の物語」をテーマとしたトランスメディアプロジェクト『KAIJU DECODE 怪獣デコード』の新展開として位置づけられており、舞台は大阪府堺市。身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会《シティ》で暮らす少年・マルと、怪獣と共生する危険な土地《ゾーン》に生きるアイダラ族の少女・ココという、相対する立場の2人が出会い、共に生きる道を模索していく物語が描かれる。
『怪獣デコード』は、これまでに短編アニメ『KAIJU DECODE 怪獣デコード』(9分)、VRアニメ『KAIJU DECODE -first contact-』、MRゲーム『KAIJU DECODE -super multiverse MR-』など、さまざまな形で展開されてきた。本作ではキービジュアルと、堺市を背景に怪獣たちが激しい戦いを繰り広げる特別映像もあわせて公開されており、さらなる注目を集めている。
出演キャストには、正義感のある心優しい少年・マル役に山根綺、怪獣と共に生きるアイダラ族の少女・ココ役に高橋花林が決定している。
山根は、「マルという男の子は、真っ直ぐで正義感が強くて純粋で、ためらいなく人を助けることができる、心優しいキャラクターです。彼がどのようにして生まれてきたのか、そしてアイダラ族の人々と出会ってどう変化していくのか、是非注目して見ていただけたら嬉しいです! 今の私達にとっては、かなり遠い未来のお話。ですが、登場人物たちの人間らしいところや心の葛藤がしっかりと描かれていて、展開もどんどん進んでいくので、最後まで飽きずに見られる作品だと思います! 今作がたくさんの方に届くことを願っています!」とコメント。
高橋も「ココはアイダラで生きる怪獣使いで、頭が切れて好奇心旺盛な女の子です。怪獣と共生するアイダラで、怪獣たちの力を借りながら自分の使命を全うしようと懸命に行動するココをとても強い人間だと思います。そして時折見せる少女らしい一面を愛おしく感じます。生きる世界や文化の違うマルとココが出会って、お互いを知ってお互いの住む世界を知って、生きていく。この作品を通じて人間の『生』について考えさせられました。また、私たちの世界にも通ずるところがあるのではないかと思いました。この物語の続きをみてみたいと切に願っています」と意気込みを明かした。
原作は円谷プロダクションと東映アニメーション、脚本は柴田勝家氏、怪獣デザインは後藤正行氏(円谷プロ)、キャラクターデザインはSei Nakashima氏(マル)、齋藤将嗣氏(ココ)が担当する。
