世界最大のプロレス団体WWEが、1年3か月ぶりに日本にやってきた。昨年と同様、両国国技館を舞台に、『WWE SuperShow Japan』と銘打った興行を10月17日・18日に開催。初日・17日の第7試合には、因縁渦巻くイヨ・スカイ＆リア・リプリーvsカブキ・ウォリアーズ（アスカ＆カイリ・セイン）というタッグマッチがラインナップされた。

　イヨ・スカイ、アスカ、カイリ・セインという日本人3選手は、もともとDamage CTRLというユニットで共闘していたが、他のメンバーを含むケガなどで足並みが揃わず。その間に、アスカとカイリがイオを裏切る形で敵対関係となっていた。

　カブキ・ウォリアーズは同時に入場、そしてイヨが一人で入場し大歓声を浴びる。満を持して一部界隈で大バズを起こしたリアのテーマ曲がヒットすると、この日一番の大歓声が巻き起こった。

　まずはイヨとアスカのマッチアップ。アスカがイヨを小ばかにしたようなポーズを取るも、イヨがトリッキーな動きで反撃。タッチを受けたリアが場外に飛ぶと、イヨもラ・ケブラーダを発射！　リアは起き上がりこぼしラリアットからブレーンバスターでアスカを圧倒、ユニバースからは「Mami（リアの愛称）」チャントが起こるも、カイリは番傘でリアを殴打する。ここからカブキ・ウォリアーズがリアを捕らえる展開に。

　リアがカイリにスーパーキックをヒットさせ、イヨにタッチしてからはイヨのターンに。カイリのヘッドシザースも、ヘッドスプリングで回避し、スワンダイブ式ミサイルキックで二人をふっ飛ばす。合体技を狙ったイヨ＆リアだが、アスカが介入。逆にカブキ・ウォリアーズの連携にリアが捕まる。しかしリアはカイリのダイブをキャッチすると、豪快に放り投げる。

　イヨが大技を狙うも、アスカがカットしカイリがロープにぶら下がったイヨにダイブ。そしてアスカのリバースDDTとカイリのインセイン・エルボーの合体技を食らってしまう。ここはリアがカット。イヨはカサドーラ・フットスタンプでアスカを踏み潰すと、「This is awesome」コールが起こる。イヨとアスカが立ち上がると打撃の攻防へ。これを制したイヨはムーンサルト・プレスでカイリにフォール勝ち。その横では、リアがアスカをリップタイドで叩きつけていた。

　ちなみにイヨは10月26日のマリーゴールド両国大会にも参戦し、7年半ぶりに岩谷麻優と対決することが決まっている。