世界最大のプロレス団体WWEが、1年3か月ぶりに日本にやってきた。昨年と同様、両国国技館を舞台に、『WWE SuperShow Japan』と銘打った興行を10月17日・18日に開催。初日・17日の第3試合には元マリーゴールドのジュリアがWWE女子US王者として凱旋、ベイリー、ライラ・ヴァルキュリアとトリプルスレッドマッチで対戦した。

　ジュリアはアイスリボンでデビュー、スターダムで大ブレイクを果たし、昨年4月に新団体マリーゴールドに移籍。同年8月にマリーゴールドでラストマッチを行い、およそ1年2か月ぶりの日本のリングとなった。

　そのジュリアは序盤から快調に飛ばすが、ベイリーとライラ・ヴァルキュリアから攻撃を食らってしまう。二人はジュリアにツープラトン・ブレーンバスターを仕掛けるも、ジュリアはDDTで切り返す。しかしベイリーの日本での人気は高く、ジュリアのラフファイトにブーイングが飛ぶ場面も。ベイリーがジュリアの変型フェースロックに捕まると、ベイリーに大声援が。ライラはジュリアにクロスボディ、ラリアット、ニールキック、フィッシャーマンズバスターの波状攻撃。

　しかしライラのキックをベイリーに誤爆させると、ジュリアはミサイルキックでベイリーをふっ飛ばす。スキを突いたベイリーはジュリアに、ベリー・トゥ・ベイリーを決めるもライラがカット。ここでライラがベイリーを追い込むも、ジュリアがカットする。ここでユニバースから「This is awesome」コール。

　ジュリアはベイリーにヘッドバット、ライラにスーパーキックを叩き込む。ライラはジュリアのグロリアス・ドライバー狙いを回避するも、ジュリアに捕らえられ雪崩式ダブルアーム・スープレックスを食らってしまう。最後はジュリアがベイリーにノーザンライトボムをヒットさせ、王座防衛を果たした。