稼いだ5000万円がゼロに 芸人から防腐防蟻業に“転身”していた「子どものご飯やオムツがないなんて考えられない」

お笑いコンビ・フォーリンラブのハジメが、16日放送のフジテレビ系『あの金どこいった?』に出演。現在は人々を守る仕事に“転身”していた。

フォーリンラブのハジメ【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】
フォーリンラブのハジメ【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】

大田区の家賃19万8000円の3LDKに妻と3歳の娘と暮らす

 お笑いコンビ・フォーリンラブのハジメが、16日放送のフジテレビ系『あの金どこいった?』に出演。現在は人々を守る仕事に“転身”していた。

 2007年に結成したフォーリンラブは、「1分間のラブストーリー」と銘打ち、色々なシチュエーションやネタのコントでブレイク。人気は5年続き、コンビのギャラは総額1億円にのぼった。ハジメの取り分は約5000万円だったという。

 現在41歳のハジメは、大田区の家賃19万8000円の3LDKに妻と3歳の娘と暮らす。妻と共働きで子育てに奮闘しており、当時のお金は「一切ないですね」と笑う。ブレイク後は、年間200回の飲み会に参加し、1回あたりの飲み代は5万円。約5年間で貯金はゼロ、無収入になった。

 そんなハジメの今の仕事は、建築中の住宅の床下で木材をシロアリや腐敗から守る防腐防蟻業。先輩の紹介で修業を積み、3年前に独立して個人で会社を設立した。現在の年収は約360万円。「子どものご飯やオムツがないなんて考えられない。どんな形でもいいから、この子が20歳になるまではという思いで」と語った。

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