タレントのボビー・オロゴン（59）が、16日放送のフジテレビ系『あの金どこいった？』に出演。かつて2億1000万円あった貯金を失った過去と、現在の驚きの資産状況を明かした。

　格闘家としても人気を博したボビーは、全盛期の最高月収が6000万円に達していたという。とある番組で「貯金2億1000万円」と明かした直後、「まず国税が入った」と振り返り、「牛800頭分、失いました」と告白。番組によると、肉用の雄牛1頭が約12万円とされ、支払額は約9600万円にのぼるという。

　さらに今年5月には離婚が成立。財産分与に約7200万円、生活費3200万円も含め、全盛期の貯金はすべて消えた。

　それでも現在は、約800万円の愛車・ポルシェ「ケイマンS」に乗り、約600万円で購入した500坪の別荘（2階建て4LDK）や、5000坪の山も所有しているという。

　転機となったのは“ニワトリ”。ボビーは「成功したいならニワトリを飼え」と語り、1羽350円で買ったヒヨコを育て、卵を販売する投資で成功。講演する投資セミナーには1000人が集まるほどだという。

　その後も、複数の企業が利用できるシェア工場（6000万円）や、どこでもコンサートが開けるLED付きモニタートラックなどに投資を拡大。。現在の総資産は「牛1000頭（分）」と笑う。番組の試算では「約1億2000万円」にのぼるとしていた。