timelesz寺西拓人、まげ姿に違和感も「今は新鮮に楽しんでおります」 西岡徳馬が絶賛「感性豊かで頭がいい」
timeleszの寺西拓人が17日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた舞台『「新 画狂人北斎」-2025-』の取材会に、主演の西岡徳馬、共演の雛形あきこ、廣瀬智紀、演出の宮本亞門氏とともに出席した。

寺西は時代物の作品に出演するのが初
timeleszの寺西拓人が17日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた舞台『「新 画狂人北斎」-2025-』の取材会に、主演の西岡徳馬、共演の雛形あきこ、廣瀬智紀、演出の宮本亞門氏とともに出席した。
本作は、『画狂人北斎』として2017年に宮本氏が演出し、朗読劇「画狂人 北斎」を上演。19年には、ストレートプレイの舞台作品として初演を迎え、21年、23年とブラッシュアップをしながら全国にて上演されてきた。前作と同じく宮本氏演出、池谷雅生氏の脚本にて、前作から完全リニューアルし、まったく新しい作品として上演する。
ゲネプロ直後の囲み取材で、ゲネプロを終えた感想を聞かれた鳥居耀蔵役の寺西は「しっかり出し切って、今はすっかりお腹が空いておりますが、ここから12か所31公演、誰一人欠けることなく走り抜けられたらなと思います」と言葉に力を込めた。
また、主人公の葛飾北斎役を演じる西岡と寺西は、昨年に撮影された映画で共演をしているそうで、寺西の印象を聞かれた西岡は「すごく感性豊かな男で、頭もいいし、本当に褒められる人格だし、そういう相手役と巡り会えて幸せだと思っています」と絶賛し、これに寺西は「光栄でございます。映画のときも相対する役だったんですけど、今回もがっつり2人だけでお芝居をするシーンもありまして、稽古中もいかに鳥居耀蔵の気持ちが動くか、ご自身でせりふまで考えてくださったので、すごくやりやすく、日々楽しい稽古でした」と感謝した。
さらに、時代物の作品に出演するのが初めてという寺西は「所作もそうですし、着物の着方だったりも含めて、全部が初めてだったので、所作の先生に教わったり、徳馬さんに歩き方から何からたくさん教わりまして、学びの日々でした」と充実した表情を浮かべ、自身のまげ姿については「初めてカツラをつけたときに不安というか、これで合っているのかというのはありました。スタッフさんを見渡すと、みんな僕と同じ顔をしていたんですよ(笑)。でも、今はしっかり合っていると思いますし、新鮮に楽しんでおります」と笑顔で語った。
なお、今回の稽古中にキャスト同士で飲みにいけていないそうで、地方公演での楽しみを聞かれた寺西は「映画のときに(西岡に)食事に連れて行っていただいて、そのときも結構飲まれていたんですけど、次の日にシャキッとして撮影に臨まれていたので、飲み方の秘訣をいろんな場所での食事で盗めたらなと思っております」と胸を躍らせ、10代の頃から西岡にお世話になっているという雛形も、同じ印象を持っていることを明かすと、西岡は「しゃべっている時間が長くてたいして飲んでないのかもしれない(笑)」と笑った。
舞台『「新 画狂人北斎」-2025-』は2025年10月17日より同所を皮切りに長野、石川、大阪、北海道、大分、熊本、京都、山口などで上演される。
