OCHA NORMA、アイドル戦国時代にデビュー3年で武道館到達! リーダーの斉藤円香は涙の誓い「もっともっと大きくなります」
ハロー!プロジェクト(ハロプロ)所属の女性アイドルグループ・OCHA NORMA(オチャノーマ)が15日、初めて単独での東京・日本武道館公演『#OCHAnnel~』を開催した。メジャーデビュー3年でたどり着いた夢舞台。約6800人の観客を前にアンコールを含めて26曲を歌い、踊った。

観客6800人を前に26曲を披露
ハロー!プロジェクト(ハロプロ)所属の女性アイドルグループ・OCHA NORMA(オチャノーマ)が15日、初めて単独での東京・日本武道館公演『#OCHAnnel~』を開催した。メジャーデビュー3年でたどり着いた夢舞台。約6800人の観客を前にアンコールを含めて26曲を歌い、踊った。
定刻の午後6時。全メンバー8人(斉藤円香、広本瑠璃、米村姫良々、窪田七海、中山夏月姫、西崎美空、北原もも、筒井澪心)が登場し、デビューシングル『お祭りデビューだぜ!』を全身を使って披露した。タイトル通り、三味線、笛の音も響くサウンドで「♪エンヤ エンヤ サーサ ラッセ ラッセ ラセラ」「♪ヨーイ ヨーイ ヤッサ ハァー ドッコイショ」などと歌い、ファンを一気に引き込んだ。
その後、リーダーの斉藤が「OCHA NORMA、初の日本武道館公演を迎えました~」と声を上げ、「今回の公演タイトルは『#OCHAnnel~』ということで、テーマごとに集めた楽曲をさまざまなチャンネルでお届けします」とアピール。公演の模様は、全国52館及び台湾・台北の映画館で上映され、生配信されているHuluの視聴者にも「お楽しみください」と呼びかけた。
「お茶の間に愛されるアイドル」をコンセプトにしたOCHA NORMAは、2021年にハロプロ研修生ユニットの8人に新メンバー2人を加えた10人で結成。22年7月にメジャーデビューを飾った。同年、第64回日本レコード大賞新人賞を受賞。23年から今年6月までの1年8か月に渡って取り組んできた「47都道府県ライブツアー」を達成(全128公演)した。
今年3月には2人が卒業し、グループは8人に。7月には香港で初の海外単独公演を行い、8月27日リリースした5枚目シングル『女の愛想は武器じゃない/学校では教えてくれないこと』(両A面)は、オリコン週間シングルチャートで初登場3位にランクされた。
文字通り、勢いづく中で実現した日本武道館公演。平均年齢20.2歳のメンバーは、2曲目『ヨリドリ ME DREAM』から8曲目『黙ってついてこい!』まで、ノンストップでパフォーマンスを繰り広げた。
その後のMCでは、メンバーが担当を分けて、スタンド、アリーナの観客、映画館や配信の視聴者へ「盛り上がってます~」「NORMAのこと好きですか~」とあおり、それぞれのテンションを上げた。
終盤では、8人が「初めての武道館でやりたかった」ことをやることに。窪田は得意技の「きゅるるんビームをやりたい」と言い出し、観客に「みんな、ペンライトを(イメージカラーの)ピンクにして」とリクエストした。だが、ところどころに米村のカラー(イタリアンレッド)が混じっていることに気づき「お~い」とツッコミ。それでも、強引にビームを放って満足感たっぷりの笑顔を見せた。
アンコールでは、新曲の『今日を胸に飾って』を初パフォーマンス。8人の歌声をしっかり聴かせた後は、「夢だった日本武道館に来れてうれしかったです」(窪田)、「この景色を見られて、アイドルになって本当に良かったと思いました」(米村)などと、それぞれが思いを口にした。
そして、斉藤が幼少期にモーニング娘。の公演で初めて日本武道館を訪れたことを明かし、涙声で「何も持っていなかった少女がこうやってOCHA NORMAのメンバーとして、皆さんに支えられてこのステージに立てていることを本当にうれしく思います。ありがとうございます」と実感を込めた。
その上で、「(メンバーは)8人になって10人になって、いろいろな思い出があったけど、一つ夢がかないましたけど、私たちはもっともっと大きくなりたいです。そのために、日々精進していきます」と宣言した。
ラストは『シェケナーレ』を元気よく歌い上げ、それぞれが「ありがとう」を繰り返しながらステージを後にした。斉藤の言葉通り、一つの夢を叶えた8人。今後もファン、スタッフと心を一つにし、アイドル戦国時代を生き抜いていく。
