杉咲花、新宿が「心地よい場所に」 歌舞伎町舞台の映画でロケ「綺麗な街に見えたり」
俳優の杉咲花が15日、東京・西新宿の成子天神社で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』(10月24日公開)の大ヒット祈願イベントに南琴奈、板垣李光人、松居大悟監督とともに登場。舞台となる新宿でヒット祈願を行った。

映画『ミーツ・ザ・ワールド』の大ヒット祈願イベント
俳優の杉咲花が15日、東京・西新宿の成子天神社で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』(10月24日公開)の大ヒット祈願イベントに南琴奈、板垣李光人、松居大悟監督とともに登場。舞台となる新宿でヒット祈願を行った。
歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画『ミート・イズ・マイン』をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の主人公の新たな世界との出会いを描いた本作。原作は、金原ひとみの同名小説で、自著の映画化は第130回芥川賞を受賞したデビュー作『蛇にピアス』以来、17年ぶりとなる。
劇中で主人公の三ツ橋由嘉里を演じた杉咲。撮影は1年前の夏に新宿でロケが行われ、「本当に夏の盛りの時期に撮影していて、とっても暑い中、みんなで乗り切りました」とやり切った様子だった。
クランクイン前はこの日と同じように神社に訪れたといい、「お祓いしたことが懐かしいなと思いますし、ロケハンする中で監督が場所に嘘をつきたくないと言って全部徒歩でロケ地に行ったので、すごくとても手触りのある撮影の日々だったなと思います」と回顧。
続けてロケ地の新宿については「新宿という場所が自分にとって心地よい場所になっていって、今まで見てこなかった景色が見えたり、綺麗な街に見えたりして、新しい場所になりました」と新たな景色が見えたと明かした。
由嘉里が歌舞伎町で出会う住人・美しいキャバ嬢・ライを演じた南琴奈とは、2年前のオーディションで初めて出会ったという。「自分のこと知っているかなと思ったら、私に気づいて『可愛い!』と(笑)。屈託のないみずみずしさがありましたが、艶っぽい所作があって、私の髪を触ってドキッとしてせりふが止まりました。不思議なバランスがあって魅力的な人だなと思います」と称賛した。
一方の南は「(オーディション中に杉咲が)いらっしゃるのを知らなかったので、杉咲さんを二度見したと思います(笑)」と苦笑いも「なんて可愛いんだとおもって衝撃的でした。花ちゃんはずっと好きです」と杉咲に魅了されたようだった。
