『ばけばけ』高石あかり、主題歌は「この曲しかない」 トミー・バストウも絶賛「ハーモニーが大好き」

俳優の高石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがヘブンを演じる2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)。高石とトミーがこのほど取材会に出席し、主題歌、第1回の印象的なシーンについて語った。

トミー・バストウ(左)と高石あかり【写真:(C)NHK】
トミー・バストウ(左)と高石あかり【写真:(C)NHK】

第1回ではキスシーンも「おでこが一番いい選択肢」

 俳優の高石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがヘブンを演じる2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)。高石とトミーがこのほど取材会に出席し、主題歌、第1回の印象的なシーンについて語った。

 本作は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫・ヘブンと共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。

 第1回では、トキがヘブンに怪談『耳なし芳一』を語り聞かせるシーンからスタートした。高石は、本作のオーディションの最終審査で近い場面を演じていたとした上で、「これがあの時に演じたシーンかと。朝ドラヒロインとして本当に演じられて、すごくいろんな感情があふれました」と撮影時の心境を明かした。

 加えて、トミーと2人での本格的な撮影はこの場面が初めてだったといい、「トミーさんとはお互いを思い合いながらお芝居できている感覚がありました。言葉が分からないから心を読むしかなくて、ヘブンとトキとしてもそうですし、トミーさんと私としても心を読み合いながらお芝居をしていくのが印象的でした」と振り返った。

 トミーも「初めてあかりさんと一緒に演じるシーンだったので、めちゃくちゃ緊張しました(笑)。だけどあかりさんのおかげで上手くいったと思います。セットでいつも笑ったり、応援し合ったりして、和気あいあいとリラックスして演じられました」と流ちょうな日本語で感謝を伝えた。

 そして『耳なし芳一』の話が終わった後、ヘブンがトキのおでこにキスをするシーンもあった。台本では手の甲へのキスだったため、高石が「これはヘブンさんの提案ですか?」と尋ねると、トミーは「そう、それは最後に決まりました。おでこが一番いい選択肢だと思います」とうなずいた。

 本作のオープニングでは、夫婦フォークデュオ・ハンバート ハンバートによる主題歌『笑ったり転んだり』が流れる。同曲について、高石は「まず音楽を聞いたときに、涙が出そうになるほどすてきな曲だなと思いました。『ばけばけ』に合う曲ってどんな曲だろうと思っていたんですけど、今はこの曲しかないと思っています」と絶賛した。トミーも「大好きで、何回聴いても飽きない曲だと思います。特に歌のハーモニーが大好き。感動しました」と笑顔を見せた。

※高石あかりの「高」の正式表記ははしごだか

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