落語家の笑福亭鶴瓶が12日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン日曜日』（午後10時）に出演した。『グローバルステージハリウッド映画祭』で訪れた米国・ロサンゼルスから帰国したことを報告。現地で日本時間1日にドジャー・スタジアムで行われたワイルドカードシリーズ初戦（ドジャース対レッズ）を観戦したことや、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド（USH）を訪れたことなどを明かした。

　冒頭で鶴瓶は「なんか生意気な言い方ですけども、ロサンゼルスから帰ってまいりました」とあいさつし、MBSの藤林温子アナウンサーから「おかえりなさい」と迎えられた。錦笑亭満堂は「すごいですね」、田口万莉は「かっこいいですね」と発した。鶴瓶は「（映画『35年目のラブレター』で）レッドカーペットを歩いてきましたね」とコメント。

　満堂は「（鶴瓶の）インスタ（グラム）でも見てましたけど、ホントに国民が憧れるような数日間を過ごされてるなと思いましたよ」と感想を伝えた。リスナーから「ドジャースの試合を生観戦して、なんと大谷翔平選手の2本のホームランも見られたと」と引きの強さに感心する声が寄せられた。共演陣がうらやましがる中、鶴瓶は「あれ、何なの？（すごすぎて）ちょっとおかしいなと思ったよ」と先頭打者弾を含む2発に仰天したという。

　鶴瓶は「（プレーオフ）1日目。コーディネーターの人が（その日の試合の席を）取ってくれてたんや」と言うと、「オレも（大谷に）合図したんやけど。『ちょっと大谷、1本頼むわ』っていう感じですかね。（そうしたら）2本やったんや。ビックリしたがな」と貴重な試合を目撃して興奮気味だった。田口が「ホームラン打った時、やっぱすごいですか？　球場の盛り上がり方って」と聞くと、鶴瓶は「ウワ～ッて」と回想。藤林アナが「やっぱり『世界の大谷』でしたか？」と尋ねると、鶴瓶は「向こうの選手が大谷に憧れてるんですから。『何であないなんねやろう？』いうぐらいね。で、ええとこで打ちよんねん。オレも喜ばすっていうかね。（球場に）来てんの知らはれへんやろうけど」と絶賛した。