朝ドラ「おちょやん」杉咲花、“可愛いお茶子さん”姿を初披露「がしがし歩くぞ!」
女優の杉咲花がヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」(2020年後期放送)のヒロインビジュアルが初披露された。ロケリポート第1弾として撮影の様子が報告されたもの。
ロケリポート第1弾、道頓堀オープンセットの様子を報告
女優の杉咲花がヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」(2020年後期放送)のヒロインビジュアルが初披露された。ロケリポート第1弾として撮影の様子が報告されたもの。
同ドラマは女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、一人の女性の物語。大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指す。
9月上旬、真夏さながらの強い日ざしが照りつける中、17歳となった千代が道頓堀の芝居茶屋でお茶子として働くシーンが撮影された。千代は幼少期に大阪南部の南河内から、道頓堀の芝居茶屋「岡安」に奉公に出されたという設定だ。
京都の撮影所の広大な屋外スペースに、およそ100年前の道頓堀をオープンセットとして再現。当時の道頓堀に実在した劇場がモチーフになっている鶴亀座やえびす座といった芝居小屋をはじめ、道頓堀に軒を連ねる芝居茶屋や飲食店などの店舗が作り出された。
千代役の杉咲は茜色の着物に黄色の帯、わさび色の前掛けを身につけて、さらに頭は日本髪というたたずまい。その見事な変身ぶりは、まさに“可愛いお茶子さん”といった雰囲気だ。
この日撮影したのは、活気あふれる道頓堀の町を、座布団を抱えた千代が駆け抜けていくというもの。大勢の人が行き交う中、座布団を抱えて全力疾走する杉咲の動きをクレーンカメラが追うというテクニカルな撮影のため、入念なリハーサルが重ねられた。
□杉咲花コメント
歩く人たちみんなの表情が生き生きとして見えたのは、色とりどりの旗や暖簾のれんが嬉しそうに踊るエネルギッシュな道頓堀のセットに入っただけで、力強いパワーを受け取ることができるからなのだろうなと感じました。私自身もその一人で、セットに入るといつも、活気のある道頓堀に置いていかれないように、しゃんと立って、がしがし歩くぞ!という気持ちにさせられています。きっとドラマを観てくださる方々にも、道頓堀という町から、そこを歩く人々の姿から、パワーを受け取っていただくことができるのではないかと思っています!