お笑いコンビ・しずるが11日、TBS系で生放送された“日本一のコント師”を決めるお笑い賞レース『求人ボックス presents キングオブコント2025』に出演した。8組目として出場したしずるだったが、池田一真がリアルタイムでネタ披露中にXで実況するというまさかの仕掛けを用意し、ネットをざわつかせている。

　ファミリーマートでの結婚報告や、山形テレビの番組での改名報告など、これまでにも奇想天外な行動で楽しませてきたしずるが、この日も予想外の仕掛けを用意した。

　8組目に出場したしずるはB’zの楽曲『LOVE PHANTOM』に乗せた口パクコントを披露。楽曲をまるまる使うという強心臓っぷりを見せたが、得点は「457点」と伸び悩み、敗退が決定した。

　生放送の裏で注目を集めたのが池田のXだ。登場前からプロフィール欄は「キングオブコント2025王者。なぁコント、俺と手ぇ組まねぇか？」と優勝を前提としてものに変更。

　さらに、ネタが始まると、その展開に合わせた実況ポストが続々と投稿された。

「お、やっと始まりやがったな。待ちくたびれぜ？」

「何だこのネタ！おい！天才じゃねえか！」

「嘘だろ？なんだよこの展開」

「わりぃな。優勝だわ。おつかれ」

　生放送のステージ。池田はもちろんスマホを触る素振りは見せていなかったため、ポストは予約投稿だったと見られる。

　このまさかの仕掛けにネット上は「予約投稿、流石です。コント師過ぎる」「コントやりすぎてコントを超えちゃったか」「これも含めて面白すぎます」「めっちゃ好きでした」「予約投稿でこれしてるのマジで面白い」などのコメントで盛り上がっている。

　史上最多となる3449組がエントリーした今年の「キングオブコント」。決勝には、青色1号、うるとらブギーズ、元祖いちごちゃん、しずる、トム・ブラウン、ファイヤーサンダー、ベルナルド、や団、レインボー、ロングコートダディの10組が決勝に進出した。そのうち、青色1号、元祖いちごちゃん、トム・ブラウン、ベルナルド、レインボーの5組が初の決勝進出となった。

　審査員は東京03飯塚悟志、バイきんぐ小峠英二、ロバート秋山竜次、かまいたち山内健司、シソンヌじろうの5人が務めた。