中村雅俊、デビュー直後に金銭感覚が激変 外食中は「金額聞かずにって生活」

芸歴51年の俳優・中村雅俊が11日、関西テレビ『おかべろ』(土曜午後2時28分)に出演した。慶大を卒業した直後の1974年4月にドラマ『われら青春』で主演デビューし、挿入歌のデビュー曲『ふれあい』が126万枚の大ヒット。慶応大4年になる73年4月に文学座のオーディションに合格し、同年12月には主演を言い渡されていたという。いきなりスター街道を歩んだ74歳は、デビュー後に金銭感覚が一変したと明かした。

中村雅俊【写真:ENCOUNT編集部】
中村雅俊【写真:ENCOUNT編集部】

「デビューがあまりにも良すぎた」と回顧

 芸歴51年の俳優・中村雅俊が11日、関西テレビ『おかべろ』(土曜午後2時28分)に出演した。慶大を卒業した直後の1974年4月にドラマ『われら青春』で主演デビューし、挿入歌のデビュー曲『ふれあい』が126万枚の大ヒット。慶応大4年になる73年4月に文学座のオーディションに合格し、同年12月には主演を言い渡されていたという。いきなりスター街道を歩んだ74歳は、デビュー後に金銭感覚が一変したと明かした。

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 特に『ふれあい』のヒットで「本当に売れたっていう実感はありましたね」という中村。「いきなり貧乏大学生から主演だとか、歌が売れるとかっていう、デビューがあまりにも良すぎたんで『これは続かないだろう。右肩下がりの人生、だんだんと人気とか仕事とかも減ってってとなるんだろうな』と思ったら、意外とドラマでずっと主演っていうのをやるようになって、主題歌も歌うっていうのをずーっと(やった)」と振り返った。

 宮城県女川町から慶応大入学で上京。NON STYLE・石田明から「デビューする前とか、大変な時期は会ったんですか?」と聞かれると、中村は家庭教師を3年間しながら、「好き」というアルバイトは20種類ぐらい経験したという。ナインティナイン・岡村隆史が「結構なお金、バイトでもらってると思うんですよ」と言うと、中村は「ただ、仕送りがほとんどなかったんで。そのバイトして生活するっていう感じ。だから、人ん家に飯食いに行くの得意だったんですよ。タダ飯をよく食べに」と打ち明けて笑わせた。

 岡村が「でも、どうなんですか。ドラマの主役ってなって来ると、ギャランティーの方もドンッと入って来るんじゃないんですか?」と質問すると、中村は「聞いてくださいよ。びっくりしましたよ」と前置きすると「やっぱり自分が貧乏大学生だったじゃないですか。飲みに行っても、『ビール1本頼んだら、焼き鳥は3本くらいで、大体トータルいくらになるだろう』という感じで金払ってたじゃないですか」と学生時代を回想した。

 直後に「デビューした途端に、もう飲んで食べて『いくらですか?』って。金額聞かずにっていうような生活になりましたね。でも、ホントに変わりましたね。お金のことで言えば」と明言。石田が「ちょっとだけ大雑把になったというか」と聞くと、「なりましたね。まあ、元々、大雑把なんですけどね」と返した。

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