小栗旬、SNSをやらない理由「俳優にパーソナルな部分は関係ない」 出演作の評価“エゴサ”で落ち込むことも

俳優の小栗旬が10日、都内で行われたポッドキャスト番組『B-side Talk ~心の健康ケアしてる?』公開収録に、心療内科医・公認心理士の鈴木裕介氏と共に出席。SNSをやらない理由について語った。

公開収録に出席した小栗旬【写真:ENCOUNT編集部】
公開収録に出席した小栗旬【写真:ENCOUNT編集部】

「頑なに必要ないということでもない」と柔軟な考え示す

 俳優の小栗旬が10日、都内で行われたポッドキャスト番組『B-side Talk ~心の健康ケアしてる?』公開収録に、心療内科医・公認心理士の鈴木裕介氏と共に出席。SNSをやらない理由について語った。

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『B-side』は、エンタテインメントの価値の源泉であるクリエイターとそのスタッフを心と体の両面でサポートするプロジェクト。アーティスト・クリエイター、その活動を支えるスタッフが、心と体に不調を感じたときに気軽に利用できる専門家のサポートを提供したいという発想から始まった。

 現在、メンタル面で問題視されているのが、SNSとの距離感だ。小栗は「僕自身はやっていないんですよね」と語ると「やらない理由は、僕らの俳優という仕事は、作品を通して見ていただいた方々に、いろいろな考え方などを持ってもらうことが大事なのかなと思うんです。その意味で、俳優である僕自身のパーソナルな部分は関係ないと思っているんです」と持論を展開する。

 しかし小栗は「でもいろいろなコミュニケーションが発達していくなか、宣伝という意味では、大事なツールであるとは思うので、頑なに必要ないということでもないのかもしれませんが」と柔軟な視点もあることを明かすも、「いまのところは自分にとっては必要ないのかなというのが現状の結論なんです」と丁寧に説明していた。

 一方で、自身が出演した作品が公開やオンエアされたときは「SNSを見ることはあります」と明かすと「作品がどう評価されているかは気になりますよね」といい「でもやっぱり触れると落ち込むこともありますね」とネガティブな意見も目にすることもあるようで、苦笑いを浮かべていた。

 小栗が所属する事務所には若手俳優も多数いる。小栗は「若い方々は、この世界に入る前からSNSに触れている人もいるので、当たり前のツールになっていますよね」と語る。そんな若手からSNSに対するアドバイスを求められることがあるのかと聞かれた小栗は「あまりそういう相談はないですね。演技のことや生活のことはありますが」と回答していた。後輩たちからの相談に対して小栗は「30代までは嫌われたくないという思いがあったので、当たり障りのないことを言っていましたが、いまは万人に好かれることなんてないんだなと思うので、自分が経験して感じたことを話すようになりました」と変化を語っていた。

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