新婚の梅宮アンナ、夫への頼り方分からず 父・梅宮辰夫さんの言葉を回想「かわいくないって言われてきた」

乳がん(浸潤性小葉がん)で闘病中のタレント・梅宮アンナが10日、神奈川県内で行われた『神奈川県×ファンケル×キリン 共催 アピアランスケアセミナー「その人らしさを、がん治療のそばに。-アピアランスケアという言葉を知っていますか?-」』に出席した。

セミナーに出席した梅宮アンナ【写真:ENCOUNT編集部】
セミナーに出席した梅宮アンナ【写真:ENCOUNT編集部】

がんになっていなければ「今もたぶん1人だった」

 乳がん(浸潤性小葉がん)で闘病中のタレント・梅宮アンナが10日、神奈川県内で行われた『神奈川県×ファンケル×キリン 共催 アピアランスケアセミナー「その人らしさを、がん治療のそばに。-アピアランスケアという言葉を知っていますか?-」』に出席した。

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 同セミナーでは、神奈川県によるがん対策の紹介や、ファンケルによる治療と仕事の両立支援の取り組みが紹介されたほか、がん研究会有明病院 乳腺センター乳腺外科 医長の片岡明美氏をモデレーターに、梅宮をスペシャルゲストに迎え「見た目の変化と向き合う、私らしい生き方」についての特別セッションが行われた。

 梅宮は、私生活では2001年に結婚し、翌年に長女を出産したのち、03年に離婚。今年5月14日にアートディレクターの世継恭規氏と出会い、その10日後の23日に婚姻届を提出した“出会って10日婚”で話題となったが、世継氏との2ショット写真がスクリーンに映し出されると「がんになっていなければ、今もたぶん1人だったと思います」と打ち明けた。

「がんになったと同時に世界が一変して、友だちも仕事も一掃されていくんですね。病院に通っている時に、『私ってそういえば1人だよね』って思われる場面があって、駐車場に行くと夫婦でいらっしゃる方を見た時に、『私はそういえばいないんだな』って思い知らされて、『病院に夫婦で来ているのっていいな』って思ったんです」

 そんな状況を再認識し「『人恋しいんだな』とか、『1人で頑張っちゃっているんだな』と思って、何を突っ張って生きているのかなって感じましたし、病気になったことで新たな発見があって、『できないのに1人で頑張っちゃっているのかな』と思ったことが大きかったと思います」と再婚の決め手を明かし、「私は離婚をしてから24年経っているので、母から『誰かに頼ればいいのに』って言われていたんですけど、病気をしたからこそ、誰かと一緒に生きていきたい、誰かがいないとダメだという思いが生まれたんだと思います」と語った。

 また、再婚をして世継氏と一緒に生活をしている梅宮だが、頼り方が分からないそうで「例えば電球(交換)とか全部1人でやってきたんですよ。届かないところがあったとしても高い椅子を持ってきてどうにかやってきた人生だから、自分でやろうとしたんですけど、『こういうのを頼ればいいんだ』って、男の人にこういうことを頼むんだって53年生きてきてやっと分かりました」と目を輝かせ、「昔、父(梅宮辰夫さん)に『お前は頼らないよね。甘えないよね。かわいくないよ』ってよく言われたんですけど、その意味が最近わかってきたなってところです」と笑顔を見せた。

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