菊川怜、あわや特殊詐欺被害 “未払い催促”経験に「当事者になると焦ってぎょっとした」

俳優の菊川怜が10日、都内で行われた「第32回全国地域安全運動豊島区民大会」に出席。池袋警察署の一日署長を務め、特殊詐欺被害の被害防止を呼びかけた。

「第32回全国地域安全運動豊島区民大会」に登壇した菊川怜【写真:ENCOUNT編集部】
「第32回全国地域安全運動豊島区民大会」に登壇した菊川怜【写真:ENCOUNT編集部】

自身の子どもにも防犯の意識付け

 俳優の菊川怜が10日、都内で行われた「第32回全国地域安全運動豊島区民大会」に出席。池袋警察署の一日署長を務め、特殊詐欺被害の被害防止を呼びかけた。

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 一日警察署長委嘱状交付式後、囲み取材に応じた菊川は「3度目の警察署長なのですが、今回、本当に久しぶりです。以前の制服は濃紺が多かったのですが、今回は淡い色ですてきですね。身の引き締まる思いです」と切り出し、「特殊詐欺被害は日常的に増えているイメージがあります。私自身も、つい電話に出てしまって、『これは詐欺かもしれない』と思って、途中で切ったことがあります。自分は引っかからない自信があったのですが、日々のバタバタの中で当事者になると焦ってぎょっとしました」と自身の経験を明かした。

 菊川にかかってきた特殊詐欺は直近1年で起きたこと。「未払いがあります」と音声ガイダンスが流れ、利息で積み上がっていくという恐怖心をあおったものだったという。菊川は「なんとなく直感で気付きました。なんで音声ガイダンスなんだろうなと冷静になって思って、あと、自分の中で未払いの公共料金がないので、おかしいなと気付きました」と振り返った。

 自身の経験の踏まえ、菊川は「私がそう思ったように、自分は当事者にならない自信があったのに、それでもパニックになってしまうリスクがあるので、手口を共有して引っかからない対策ができればと思います。最近はスマートフォンに直接、かかってくることが多いので、若い人から高齢者まで引っかかってしまうらしいですね。手口も巧妙化していくので、対策しても新手のやり方が進化してしまう。こちらもアップデートしていくしかないのでは、と思います。自分から積極的に情報を取りに行くことも大事だと思います」と被害防止を呼びかけていた。

 菊川は、フジテレビ系『情報プレゼンター とくダネ!』のキャスターなどで活躍。2017年に実業家の穐田誉輝氏と結婚したが、24年に離婚を公表した。現在、3児のシングルマザーだが、菊川は「子どもたちもある程度の年齢になるといろいろと分かってくるので、防犯についての話をして理解させるのも大事。すごく意識して伝えるようにしている」と語っていた。

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