【ばけばけ】シャーロット、5年ぶりの芝居 出産経験して変化「生かせるのではないか」

俳優のシャーロット・ケイト・フォックスがイライザ・ベルズランド役で出演するNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、出演が決まった時の感想や撮影現場の雰囲気、共演者とのエピソードなどを語った。

シャーロット・ケイト・フォックス【写真:(C)NHK】
シャーロット・ケイト・フォックス【写真:(C)NHK】

女性記者・イライザ・ベルズランドを演じるシャーロット・ケイト・フォックス

 俳優のシャーロット・ケイト・フォックスがイライザ・ベルズランド役で出演するNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、出演が決まった時の感想や撮影現場の雰囲気、共演者とのエピソードなどを語った。

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 作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。俳優・高石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じ、「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。

 シャーロットが演じるイライザは、米国で活躍する女性記者でヘブンの同僚。聡明で、世界を飛び回る行動力を兼ね備えた“パーフェクトウーマン”。ヘブンに日本行きを勧める設定だ。

 まずは『ばけばけ』への出演が決まった時の感想をコメントした。

「『マッサン』『べっぴんさん』に続き、また朝ドラに出演できてうれしいです。今回演じるイライザ・ベルズランドは、これまであまり演じたことがなかったような役なので、それを演じられるチャンスをいただけたことに対しても、すごくワクワクしました。今回は、5年ぶりにお芝居をすることになります。その間に出産をして母になったことで、私自身が変化している部分もあると思います。それが、お芝居の中でも生かせるのではないかと思っています」

 演じるイライザがどんな役かも紹介している。

「イライザは、すごく努力できる人だという印象が一番強いです。特に環境に恵まれていたわけではなくて、自らの努力で仕事をつかみ、今の立場を得たような人。頭が良くて、知的だし、自立している強い女性だと思います。これから台本を読みながら、もっと彼女のことを知りたいと思っていますが、きっとチャレンジをすること、冒険することが好きな人なのだと思います。トミー・バストウさんが演じるレフカダ・ヘブンとの関係性も、とてもすてきです。この2人が、今後どうなっていくかも楽しみにしていてもらいたいです」

 撮影現場の雰囲気や共演者とのエピソードも語った。

「今回初共演となるトミー・バストウさんは、本当にすてきなお芝居をされる方です。私は『SHOGUN 将軍』を見ていたので、もちろんトミーさんのお芝居も見ていたんですけれど、今回一緒にお芝居をすることができて、やはり素晴らしい俳優だなと改めて思いました。そして、久々のBK(NHK大阪放送局)はエレベーターに乗るだけでも懐かしく、いろいろな思い出がフラッシュバックして、マッサンの時に日本に来た頃の記憶がよみがえってきました。特に、『マッサン』を撮影していた1年間は、女優としてもすごく成長できた1年だったし、1人の人間としても、その後の人生で母になるための準備期間だったようにも思います。BKの皆さんには、本当に支えていただきましたし、今も私の日本の家族だと思っています」

 最後に、ドラマの見どころや視聴者へのメッセージをコメントした。

「私がイライザを演じることで、視聴者の皆さんを笑顔にしたいです。子どもを産んでから特に感じるようになったことですが、すべてがドラマチックな展開のストーリーでなくても、日常の中にはいろんな人たちが生きているストーリーがいっぱいあって、それらに癒やされている部分もあるということ。『ばけばけ』は、それらが表現されている作品で、すごく共感できるし、すてきだなと思っています。そんな物語の中で、イライザがどう皆さんを笑顔にするのかは、お楽しみということで(笑)。そして、日本の皆さんへ、まずは『ただいま!』と言いたいです。私の原点にもなっているこの場所に戻って来ることができたこと、ここでまたお芝居ができることに感謝しています」

※高石あかりの「高」の正式表記ははしごだか

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