元TBSアナウンサーで俳優・タレントの田中みな実が9日、都内で行われたTBS系連続ドラマ『フェイクマミー』（金曜午後10時）制作発表会見に、ダブル主演を務める波瑠、川栄李奈をはじめ、向井康二（Snow Man）、中村蒼、野呂佳代、池村碧彩、田中みな実、サプライズで登場した津田篤宏（ダイアン）と共に出席した。

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　本作は、母親業をアウトソーシングするというところから始まるうそとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。正反対の人生を歩んできた2人の女性の花村薫（波瑠）と日高茉海恵（川栄）が、子どもの未来のために“母親のなりすまし”という禁断の“フェイクマミー（ニセママ）”契約を結ぶことから起こる騒動を描く。

　由緒ある家柄で育った専業主婦で薫のママ友となる本橋さゆりを演じている田中。保護者という立場の役柄に「私は大学時代に4年間、小学校受験の塾で先生のアルバイトをしていたんです。そこに来られるお父さま、お母さまの空気感が重なっています。全身紺色の服に身を包んだお姿が浮かんで、役柄に投影している気がします。実際にお受験を経験している同世代のお母さんが多いので、無意識に参考にしている部分はあるかもしれません」と語っていた。

　劇中、規律と伝統を重んじる小学校の保護者組織「柳和会」会長・九条玲香を演じる野呂とのシーンが多いという田中。野呂が「田中さんはバラエティー番組にも出られていて、その視点で見ていることが多かったのですが、実際にお会いすると、とても一生懸命な方でいいなと思いました」と称賛すると、田中は「なんて言ったらいいんでしょう……」と照れくさそうな笑顔を見せていた。

　そんな田中だが、登壇時のあいさつでは、池村のあいさつの順番で、フライングして立ち上がる場面も。周囲から「まだだから……」と突っ込まれると、司会を務めた山本恵里伽アナウンサーからも「“先輩”にはトリを務めてもらうと思っております」とフォローの言葉が。田中は「失礼しました」赤面するシーンも見られた。