タレントの森脇健児が8日、ラジオ大阪『森脇健児のぶっとび水曜日』（午後2時）に出演。4日に放送されたTBS系『オールスター感謝祭’25秋』内の「赤坂5丁目ミニマラソン」を振り返った。常連で同レースの“顔”となっている森脇は、右ひざの手術明けで万全ではなかったが出場。全5周のコースを4周でリタイアした。

「たくさんの方に土曜日、応援していただきました。『オールスター感謝祭赤坂5丁目ミニマラソン』行ってまいりまして」と報告。「パワーをいただきました。リスナーさんも当日、赤坂に来ていただいたり、コメントもSNSの方を通じて。ありがとうございました。何とかスタート地点に立てましたんでね。うれしいです」と感謝した。

　感謝祭の中でも最大の盛り上がりはミニマラソンと説明。「すごい観衆の中、走らしてもらう。コンサート会場の中を走る感じ。『ワ～、ギャ～』というのもアイドルさんが走るからね」と男性アイドルファンの若い女性の黄色い声援、女性アイドルを応援する男性ファンの声も響くという。23年連続で出場した58歳の生き字引は「ミニマラソン」の観客は年々増えているといい、「（昔から）おられたけど、二重、三重になって見るというのはなかったね。いま、へたしたら四重やから。（空いてる場所は）ないんですよ」と明かした。

　号砲前、上下ジャージー姿の森脇はスタート地点で男性アイドル目当てで歓声を上げる推定10代の女性ファンの中に、1人だけ「やる気、元気、森脇」のパネルを発見したという。森脇はサービスで「脱いだジャージーを持っといてもらおう」と考えて近づいたという。「だんだん近づいていくやん。『ギャーッ、ギャーッ』言うから、パンツから何かはみ出てんのかな思うて。ラン（ニング）パン（ツ）やから」と話して笑わせた。

　問題なかった森脇は「これ持っといてくれる」とジャージーを渡したという。「『抱きしめてくれんのかな』と思って渡したら、前にあった柵にかけはってん。『あれ？　柵にかけんの？』って思うて。（直後に）『やる気、元気、森脇』のパネルを裏返さはったんや。裏返したら『ソンミン大好き』やってん」とオチをつけた。その場の一角全体がCRAVITYのソンミンファンで、「『その子が“やる気、元気、森脇”を持ってたら、多分、近づいて来るんちゃうか？』みたいな」とファンの狙いにまんまと引っかかったと告白した。

　女性グループとフランクにハイタッチするなどした後、「『わかった。今からソンミンのところに行って、こっちに手振ってもらうわ』と言うと、『ウワ～、ギャ～、間接ソンミン！』って言うてた」と回想。実際に約束を果たすと、ソンミンの手を振る姿に大歓声が起こり、同時に森脇のジャージーは柵から無残に落ちたという。森脇は、いざ走ると「やる気！　元気！　森脇～！」という野太い声ばかりで、京都・洛南高校陸上部の関東OB会からも10人ほど応援に来てくれたとした。“間接ソンミン”のお返しの応援もきちんとあったという。マラソン終了後、スタッフらから労われた森脇は「（総合司会の）島崎和歌子さんにも『兄さん、春頑張ってください』言われて」と明かし、“勝負は春”と次回の快走を誓った。