千原ジュニア、盟友の監督から「ちょっと出て」に快諾も…台本を見て「完全に騙された」

お笑い芸人の千原ジュニアが6日、109シネマズプレミアム新宿で行われた映画『次元を超える』Dolby Atmos完成披露試写会舞台あいさつに、窪塚洋介、松田龍平、芋生悠、渋川清彦、豊田利晃監督とともに登壇した。

舞台あいさつに登壇した千原ジュニア【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した千原ジュニア【写真:ENCOUNT編集部】

映画『次元を超える』Dolby Atmos完成披露試写会舞台あいさつ

 お笑い芸人の千原ジュニアが6日、109シネマズプレミアム新宿で行われた映画『次元を超える』Dolby Atmos完成披露試写会舞台あいさつに、窪塚洋介、松田龍平、芋生悠、渋川清彦、豊田利晃監督とともに登壇した。

 映画『泣き虫しょったんの奇跡』以来、長編フィクションとしては7年ぶりとなる豊田利晃監督の最新作である本作。行方不明となった孤高の修行者・山中狼介(窪塚)と、山中の捜索を依頼された謎の暗殺者・新野風(松田)が、時空を超えて対峙する姿を描く。

 ジュニアは危険な宗教家・阿闍梨役で出演しているが、メガホンをとった豊田監督とは、2003年公開の『ナイン・ソウルズ』以来のタッグとなる。ジュニアは「僕が10代のころ、名もない青年同士だったときから友達だった」と豊田監督との関係性を明かすと、今回22年ぶりのオファーに「最初に(豊田監督から)『今度映画やるからちょっとだけでいいから出てくれへん?』って電話がかかってきたんです。ちょっとということだったので『ええよ』って受けたら、台本が送られてきて。読んだらめちゃくちゃしゃべっているんですよ。完全に騙されたなという印象でした」と笑う。

 それでもジュニアは「久々に知った顔もたくさんいて、友達との仕事は楽しかった」と充実した日々だったことを明かす。しかし、一方で、大変だったこともあったようで、「監督でもなんでもない時代に知り合っているので、つい『豊田』って呼んでしまいそうになるんです。でもスタッフさんからしてみたら『お前、監督になんて口の利き方してんねん』ってなるじゃないですか。だから現場では失礼のないように極力しゃべらないようにしていた」とエピソードを披露し、会場を盛り上げていた。

 劇中、ジュニアが演じた阿闍梨は、相当なインパクトがあったようで、共演した芋生も「とにかく怖かった」と迫力に脱帽したというと「でも実際はとても優しく頼りがいのある方でした」と称賛。ジュニアは照れくさそうな笑顔を見せていた。

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