霜降りせいや、“本音のリアクション”を意識するワケ ゴールデンレギュラーMCに感慨「ヒットして」
お笑いコンビ・霜降り明星のせいやが、10月7日からスタートする日本テレビ系『X秒後の新世界』(火曜午後10時。初回は午後9時から2時間スペシャル)でレギュラーを務める。世の中のちょっとした疑問や謎を勝手に検証する新型バラエティー。ゴールデン・プライム(GP)帯レギュラーのMCに意欲を燃やすせいやに見どころを聞いた。

『X秒後の新世界』が7日からスタート
お笑いコンビ・霜降り明星のせいやが、10月7日からスタートする日本テレビ系『X秒後の新世界』(火曜午後10時。初回は午後9時から2時間スペシャル)でレギュラーを務める。世の中のちょっとした疑問や謎を勝手に検証する新型バラエティー。ゴールデン・プライム(GP)帯レギュラーのMCに意欲を燃やすせいやに見どころを聞いた。(取材・文=小田智史)
BMW、ベンツにプジョー…人気女優の“多国籍”な歴代愛車(JAF Mate Onlineへ)
インターネット上の動画をよく視聴する現代人の多くは「サムネイルのように結果を先に知った上でその確認のためにコンテンツを視聴する」と言われている。『X秒後の新世界』は、何秒後かに視聴者の価値観や感情をガラッと変えてしまうVTRを見せ、観た後に新たな世界へといざなう“価値観チェンジバラエティー”だ。
これまで今年1月、5月、8月にパイロット版が放送され、レギュラー化が決定。せいやはフリーアナウンサーの藤井貴彦、お笑い芸人のヒコロヒーと共にMCを務める。せいやは「本当にヒットしてほしい」と懇願する。
「バラエティーって捨てるとこないなと思いました。特番から上がる形でゴールデン。少人数でメインどころみたいな感じで置いてもらってすごくうれしいです。(フジテレビ系)『新しいカギ』とかもチョコプラ(チョコレートプラネット)さん、霜降り(明星)、ハナコさんでやっている番組。『せいやの番組、見た?』と言われるとしたら、この『X秒後の新世界』なのかなと。『せいやの番組、新しく始まったな』と言われる番組でヒットするのが夢ですね。それはまだないので頑張りたいです」
日常の中に潜む見逃しがちな謎や不思議な現象を新しい視点で解明・検証するのが、『X秒後の新世界』の特徴。せいやは「この番組はワクワクしますね」と笑顔を見せる。
「スタッフさんの会議は大変やなと思いましたね。ほんまにどんな会議してるんですか(笑)。いろんな番組に出させていただいていたら、スタジオで焦る時はあるんです。『これはVTRが弱いから、無理やり多めに番組をイジって突っ込んでみよう』とか。この番組に関しては結構VTRが面白いので、うれしいですね。頼もしいチームでレギュラーになってくれたなと。特番の時から、これがレギュラーになったらなと思っていました」

藤井貴彦、ヒコロヒーと共演は「うれしい」
同じ近畿大出身の先輩ヒコロヒー、パイロット版から歩みを共にしてきた藤井との共演を「めっちゃうれしい」と喜ぶせいや。「お茶の間に愛される番組にしたいです」と思いを口にする。
「MCを任せていただいてますけど、そんなテクニックとかはないです(笑)。僕もテレビに出始めてそんなに経たないんですけど、1つ言えるのは、心から楽しんでいる方が、視聴者の方も楽しんでくださるのかなと。小手先のテクニックよりは、本音で『おもしろい』『なんやねん』とか、正直にリアクションする方が伝わるのかなとは思っています。今ってバレちゃうじゃないですか。テレビっぽいことをしようとか。そんなんはなしで、お茶の間でテレビを観ながら言っちゃうようなことをスタジオで言っちゃおうと思っています」
番組のテーマにちなみ、せいやに自分なりの「雑学」を聞いてみた。
「この前、ディズニーランドに行きました。僕は9月13日が誕生日なので誕生日シールをもらったんですけど、“新世界”的な切り口で言うと、いつまでもらえるのかなと思って、ふと『誕生日シールはいつまでもらえるんですか』と聞いたんです。そうしたら、キャストの方がすごくうれしそうに、『誕生日過ぎてから半年もらえるんですよ』と。ディズニーランドって誕生日から半年過ぎても誕生日としてみなしてくれるんですよ。半年前と半年後、つまりは1年中ということなんです。『めっちゃ夢の国やん、その設定』と思って。でも、そういうことなんですよね、この番組は。新しい情報・雑学を見つけたいですよね」
視聴者には、どんな部分を楽しみにしてほしいか。GP帯レギュラーとなった『X秒後の新世界』の見どころとは――。
「この番組はいろんな切り口があるんでね。特番の時にやった『スタミナ冷やし』の謎に迫るとか、このワードを最初に言った人は誰なんだろうみたいのが面白いですね。新世界と言っているくらいなんで、思ってもないような小さなところから、そうやったんやと。理想を言えば、それが大きなところに繋がればいいなと。いい意味でくだらなさが売りだと思うので、仕事終わり、寝る前、『なんやこれ!』と笑ってください! くだらない番組ができているのも幸せですし、視聴者の方が『くだらねえなあ!』と思いながら見る番組がいいと僕は思います」
