「マー君に悪いけど、もう断ってくれ」さんま、記念セレモニー参加の舞台裏明かす「ずっと言えなかった」

タレントの明石家さんまが4日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。1日に東京ドームで行われた巨人・田中将大の「日米通算200勝」達成記念セレモニーに参加したことを報告した。田中は9月30日の中日戦に先発し、6回2失点で日米通算200勝となる今季3勝目をマーク。さんまと田中は、田中の妻でタレントの里田まいを通じて長年の親交がある。

明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】
明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】

MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』

 タレントの明石家さんまが4日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。1日に東京ドームで行われた巨人・田中将大の「日米通算200勝」達成記念セレモニーに参加したことを報告した。田中は9月30日の中日戦に先発し、6回2失点で日米通算200勝となる今季3勝目をマーク。さんまと田中は、田中の妻でタレントの里田まいを通じて長年の親交がある。

「ずっと言えなかったことなんですけど」と切り出したさんまは、6月から極秘でスタンバイしていたと打ち明けた。残り3勝で今季を迎えたマー君は4月3日の中日戦で日米通算198勝(今季初勝利)、8月21日のヤクルト戦で199勝(2勝目)を挙げてから足踏みしていた。

 今回はいつ登板するか不明で、巨人の3位が確定した場合に9月29日か30日に投げるのではと言われていたという。30日に記録達成なら翌10月1日がセレモニーという日程を伝えられたのは約1か月前といい、多忙なさんまは当初「マー君に悪いけど、もう断ってくれ」とこぼしていたという。

 田中本人は知らず、把握していた里田は、さんまのスケジュールを何度か押さえ直させたことに恐縮していたとした。里田は田中の個人ブランドの200勝記念Tシャツが、記録が後回しになるほど今季主催試合が減り、販売数に直結することも気にしていたという。当日は田中の両親とも里田を交えて対面。里田は「本当にホッとしました。これで本当に新しい年を迎えられます」と安堵していたという。

 さんまは達成日の9月30日は日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』の収録だったが、途中経過でリードしていると知り、途中からの生観戦を考えたが、田中はほどなく降板。自身のスケジュールにも直結することから、自宅でテレビ観戦して結果を見届け「ああ、これ(明日)行くねや」と思ったという。セレモニー参加を知るマネジャーら少数から「勝ってます」「行けるでしょう」「行けました!」などと連絡がガンガン入ったとした。

 村上ショージが「良かったですね」と来月に37歳を迎える田中を称賛すると、さんまは「まあ通過点やけどな。マー君にしちゃあ」といい、「来年もやるみたいでね」と現役を続けると聞いた様子。「『マー君、いくつまでやんねん?』って聞いたら、『さんまさんこそ、いくつまでやるんですか』って(言われた)」と告白。50年以上の芸歴を誇るさんまは「オレ、野球のピッチャーやったら800勝ぐらいしてるよね」と例えると、村上も「(通算400勝で史上1位の)金田(正一)さんの2倍ぐらいいってるでしょう」と共感した。

 田中の協力で、6月に死去した長嶋茂雄さんの形態模写も披露し、「どっかでお礼を」という気持ちを表したさんま。ドームではほかにも水野雄仁氏、堀内恒夫氏ら巨人関係者と旧交を温め、現役引退を発表した中日・中田翔にも会って労ったという。

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