宮沢りえ、伊東蒼と9年ぶり“親子共演” 湊かなえ原作『人間標本』に出演
俳優の宮沢りえと伊東蒼が、12月19日よりPrime Videoで独占配信されるAmazon MGMスタジオ製作のドラマシリーズ『人間標本』に出演することが3日、発表された。2人の共演は映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年、中野量太監督)以来、9年ぶりとなる。

12月19日よりPrime Videoで独占配信、禁断のテーマに挑む衝撃作
俳優の宮沢りえと伊東蒼が、12月19日よりPrime Videoで独占配信されるAmazon MGMスタジオ製作のドラマシリーズ『人間標本』に出演することが3日、発表された。2人の共演は映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年、中野量太監督)以来、9年ぶりとなる。
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『人間標本』は、ベストセラー作家・湊かなえ氏の同名小説を実写ドラマ化した全5話構成のミステリーサスペンス。湊氏が「一番面白い作品が書けた」と語る本作は、蝶の研究者である榊史朗(さかき・しろう)教授が、息子を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたという衝撃の告白から幕を開ける。主演は西島秀俊が務め、現代劇ドラマ初出演となる市川染五郎との親子役での共演が実現。監督は、『余命1ヶ月の花嫁』(09年)や『月の満ち欠け』(22年)などで知られる廣木隆一氏が務める。湊氏とのタッグは『母性』(22年)以来、2作目となる。
今回発表された第2弾キャストでは、宮沢が榊史朗の幼馴染で“色彩の魔術師”と呼ばれる有名画家・一之瀬留美(いちのせ・るみ)を演じる。留美は史朗と同じ「四原色の色覚」を持つギフテッドであり、彼女が息子の至(市川染五郎)を含む6人の少年たちを山小屋に集めたことから、物語が展開していく。

宮沢と9年ぶりに“親子”役として共演する伊東は、留美の娘である一之瀬杏奈(いちのせ・あんな)を演じる。杏奈は天才画家の母を持ち、ある思いを秘めながらミステリアスな存在感を放つキャラクターとなっている。
宮沢は『紙の月』(14年)や『湯を沸かすほどの熱い愛』(16年)などで数々の映画賞に輝いてきた日本を代表する俳優。伊東もまた、映画『空白』(21年)、『さがす』(22年)などで存在感を示してきた若手実力派で、先月20歳を迎えたばかり。
宮沢、伊東のコメントは下記の通り。
○宮沢りえ
「企画書を頂き、湊かなえさん×廣木監督×西島秀俊さんのお名前を見て、ほぼ出演を決めました。西島さんが、この作品に挑もうと思ったその訳を知りたいという好奇心もありました。画家として作品に挑むエネルギーに溢れた留美という女性を演じるのは大変でしたが、10年ぶりとなった伊東蒼ちゃんとの親子のシーンを重ね、留美という役を掴んでいけたと思います」
○伊東蒼
「撮影中、純粋な憧れや愛情が激しさを増した時に、思いがけず涙が溢れたり、体の内側から渦を巻くように湧いてくる感情に驚いたことを覚えています。どんなふうになるのか、私自身楽しみにしながら撮影していたいくつものシーンが、私の想像を超えて鮮やかに、恐ろしくも切なく、映像化された本作に参加できたことが、とても嬉しいです。皆様の元へ届く日がとても楽しみです」
