菊川怜、イベント中に石原良純と日本酒で乾杯 コメント出て来ず「ちょっと酔ってますね(笑)」

俳優の菊川怜と石原良純が2日、都内で行われた映画『種まく旅人~醪のささやき~』(10月10日公開)の公開記念トークショー付き上映会に出席した。

菊川怜【写真:ENCOUNT編集部】
菊川怜【写真:ENCOUNT編集部】

映画『種まく旅人~醪のささやき~』トークショー

 俳優の菊川怜と石原良純が2日、都内で行われた映画『種まく旅人~醪のささやき~』(10月10日公開)の公開記念トークショー付き上映会に出席した。

「映画を通して第一次産業の素晴らしさや豊かさを伝えていきたい」という思いのもとに製作が始まった『種まく旅人』シリーズ。シリーズ5作目となる本作は、兵庫県淡路島を舞台に、淡路島で作られる日本酒と兵庫県を代表的な産地とする酒米・山田錦にフォーカスし、そこに関わる人々のものづくりの精神と現場で起きている問題や葛藤をリアルに描いている。

 本作には出演していないが、同イベントにゲスト参加した石原は「なんで私がいるんだろうって思ってるでしょ。私はただ単に日本酒が好きなのと、おいしい日本酒を飲ませてあげると怜ちゃんに言われたら来ました」と打ち明け、菊川も「本当の話。それでおびき寄せたんです。まんまと来ていただきました」とにっこり。そして、鏡開きと日本酒で乾杯をして本作のヒットを祈願した。

 改めて、本作で15年ぶりの映画出演となり、主人公で日本酒を愛する農水省の地域調査官・神崎理恵役を演じる菊川は、撮影中も日本酒を飲んでいたか尋ねられると「撮影中は撮影がびっしりで、せりふを覚えないといけないので飲めなかったですね」と打ち明け、公開を翌週に控えての心境については「一生懸命作り上げた作品をみなさんに見ていただけるのは感慨深いですし、私自身、映画出演が15年ぶりだったので、こうやって観客のみなさんと直にお会いしてプレッシャーもありつつ、楽しんでいただけたらこの上ない幸せだなと思います」と吐露した。

 また、本作の見どころを聞かれた菊川は「この映画はシリーズで……ちょっと酔ってますね(笑)。日本の農産物とか海産物が、過去からの伝統的に未来に向かって守られて……何を言っているのか分からなくなってきました。もう1回仕切り直していいですか?」とコメントして笑いを誘い、「食は人間が生きていく上での喜びであり、なくてはならないもの。それは当たり前に食べられているんじゃなくて、いろんな人が汗水流して愛情を込めて作って、ようやく私たちのもとに来て食べられるという感謝の気持ちが今までなかった……ちょっとしかなかったのが、実感を感じられるようになりました」と言葉に力を込めた。

 加えて、菊川は「今回は日本酒の酒蔵が存続の危機に陥るんですけど、守り続けて、未来永劫おいしいものをいただくために、伝統産業がこれからもいろんな困難や葛藤を抱えつつも、乗り越えて守られ続けていったらいいなと。私自身、応援したい気持ちがすごく沸きあがりました」と熱く語った。

 さらに、石原も日本酒に対する知識や熱い思いを打ち明けたが、そんな石原がなぜ本作に出演していないのかと不思議がられると、石原は「せりふを覚えないのよ」とぶっちゃけて笑わせ、菊川が「この前、お会いしたときに『俺は俳優としてもいけるんだよ』的なことを言っていた」と明かされると、石原は「それはちゃんと書いておいてね」と報道陣にお願いした。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください