【ノア】マサ北宮、不在の王者KENTAをイジり倒す 拳王は棚橋のVTRコメントに大激怒
10月11日に「LINEヤフー PRESENTS WRESTLE ODYSSEY」(両国国技館)を開催するプロレスリング・ノアが2日、都内で記者会見を開催。KENTAの持つGHCヘビー級王座に挑戦する“ザ・チェアマン”マサ北宮のほか、主要カードに名を連ねた選手が登場した。

拳王「棚橋が俺と初対決?前に戦っているだろ!」と激怒
10月11日に「LINEヤフー PRESENTS WRESTLE ODYSSEY」(両国国技館)を開催するプロレスリング・ノアが2日、都内で記者会見を開催。KENTAの持つGHCヘビー級王座に挑戦する“ザ・チェアマン”マサ北宮のほか、主要カードに名を連ねた選手が登場した。
まず登場したのは、GHCジュニアヘビー級タッグ王者チームのドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフと、挑戦者チームのダガ&小田嶋大樹。両チームが調印を終えた後に、小田嶋は「初のタイトルマッチ、両国国技館という大舞台、ダガさんと挑戦できる。こんなにうれしいことはない。ノアで学んできた技術、トップになりたいという気持ちには自信がある。(スペイン語で)ダガさんとチャンピオンになる。僕がノアの未来をお見せする」、ダガは「(日本語で)ダイキはノアのミライ。ここからノアの未来が始まる」とコメントした。
対するウルフは、「ダガがジュニアに戻ってきたのはうれしいが、過去のレスラー。ロス・ゴルペアドーレスはノアジュニアの現在」、ベインは「我々は世界最高のタッグチーム。強く、賢く、スピードがある。兄弟の絆にはかなわないだろう。大樹はノアの未来かもしれないが、ルチャの未来ではない」と必勝を誓った。
続いて登場したのは、棚橋弘至(新日本プロレス)と越境タッグを組む清宮海斗(対戦相手は丸藤正道&拳王)。清宮は「試合で棚橋さんの人間としての大きさを感じた。特別な思いのある選手ですし、ノアのリングに棚橋弘至を刻んでいただきたい。棚橋さんを越えられなかったという心残りはるが、プロレス界全体を見てタッグを組むことで化学反応を起こしたい」と語った。
棚橋はVTRで「拳王との“初対決”はちょっくら楽しみ。ノアファンの皆さん、愛してま~す」とコメント。清宮は「自分のことにはまったく触れていない…」と無念の表情。「生意気かもしれないが、棚橋弘至を楽しみたい。丸藤さんと拳王さんは仲が悪いんだよ」と言いかけたところに拳王が乱入。拳王は過去に対決している(2023年6月『ALL TOGETHER AGAIN』のメインで6人タッグで対戦)ことを棚橋が忘れていることに激怒し、「頭スカスカタッグ、俺が棚橋から獲ってやるよ!」と叫んで退場。清宮は厳しい表情で「棚橋をノアに招待する」とコメントして退席した。

ヒロムの“パクり”に対してEitaは何も語らず
続いて登場したのは、GHCジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(新日本プロレス)とEita。調印後、まずはEitaが「GHCジュニアのベルトはノアのものだ。この戦い、ノアを背負ってリングに立つ。高橋ヒロムからではなく、新日本プロレスから奪い取る。ノアジュニアの顔が約束する」とコメント。対するヒロムは「メインディッシュとともに、ノアジュニアを味わうということを辞めないといけないかもしれない。ノアジュニアの顔であるEitaさんを倒してもらったら、俺がノアジュニアの顔になってしまうと。9.28の石森(太二)戦でオリジナルの新技(Eitaのトラウマ)を出してしまったので、トラウマにも注目してほしい」。自身のフィニッシャーをパクられたEitaは無言だった。
最後に、GHCヘビー級王座に挑戦するN-1 VICTORY覇者・マサ北宮が登場。入場するなり、アメリカに帰国中のKENTAに激怒し「出戻り! またいないのか!」とパネルを叩きマイクでも煽る。先に調印所にサインを済ませていたことに対しても文句をつけるも、北宮は素直にサインに応じる。
KENTAはVTRで「どうも、私です。僕がいなくても北宮選手が会見場を盛り上げているはず。出戻りの癖にこの場にいない、と同じことは言っていないと思うけど」と北宮のコメントを見ていたかのような口ぶり。北宮は「どんだけ出戻りをいじられたくないんだよ。ノアのためを思ってやっているのか? そう言えばまた出戻りが出ていったな、潮崎豪。一度人を裏切ったヤツは、また裏切る。あいつな、俺の前任で選手会長やっていたんだよ、その時は(観客が)ガラガラ、俺になってからどうだよ(満員という意味)。選手会長が変われば、景色も変わるんだよ。KENTA、お前もあいつと一緒だよ。またどこかに移るんだろ」と“辞表”を取り出し、選手会長命令として「俺に負けたら、辞表を提出しろ」とKENTAに無茶振りした。
また、同大会はABEMAで生放送され、フリーアナウンサーの古舘伊知郎と元プロレスラーの武藤敬司氏が後半戦の実況ゲストとして登場することも発表された。
