伊沢拓司、QuizKnock結成時は金銭的に困窮「ライフラインで止まってないものは1つもない」

東京大出身のクイズ王でQuizKnock(クイズノック)の伊沢拓司が2日、都内で行われた「QuizKnock10周年プロジェクト」PRイベントに登壇。結成当時を振り返った。

PRイベントに登壇したQuizKnockの伊沢拓司【写真:ENCOUNT編集部】
PRイベントに登壇したQuizKnockの伊沢拓司【写真:ENCOUNT編集部】

結成10年目突入「まだまだやれるでしょ!」

 東京大出身のクイズ王でQuizKnock(クイズノック)の伊沢拓司が2日、都内で行われた「QuizKnock10周年プロジェクト」PRイベントに登壇。結成当時を振り返った。

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 QuizKnockは、クイズ王・伊沢が中心となって運営するエンタメと知を融合させた集団。登録者数250万人を突破するYouTubeチャンネルにて「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなる動画を発信している。きょう結成9周年を迎え、明日から10年目に突入することを記念し、伊沢より「QuizKnock10周年プロジェクト」の概要が発表された。「10周年スペシャルブック」の発売や、10周年記念展、リアルイベントの開催など施策が用意されているという。

 また、伊沢は「元をたどると2016年の10月2日。ウェブメディアの最初の記事が出ました。その編集会議を行ったのが2016年の8月。当時住んでいた6畳1間のマンションに集まって、どんなライターを誘うか、どんな記事を書くか話し合いました」と結成当時を回顧。さらに「当時はお金もなかったし、未来も全く見えていなかった。みんなで狭いオフィスに集まって箱で買った缶チューハイを飲んで、寝る間も惜しんで働いて、何ならオフィスで寝て、寝ている間に寝起きドッキリを掛けられて! いろいろなことがありました。オフィスのライフラインで止まっていないものは1つもないと思います。それくらい当時は苦労していて、苦しいこともいっぱいあった」としみじみと話した。

 しかし「振り返っても楽しくなかった日は1日もなかった」と断言し、「毎日が楽しかった。周りの人たちが就職しても親に反対されても、自分たちを信じ続けてここまで来ることができたと思います。自分たちを信じていたので、次第に周りにも信じてくれる人ができ、オフィスに寝泊まりしなくてよくなり、持続的な仕組みができあがってきて面白いもの毎日届けられるようになりました」と笑顔を見せた。

 現在の目標については「『楽しいから始まる学びを届ける』。これは全く変わっていないことです。『まだまだやれるでしょ!』と思っている部分があります。実際にメディアコンテンツだけではなく、学校を回るプロジェクト、探究Knockというプロジェクトをやったりなど多岐にわたって楽しいから始まる学びを届けていますので、『今まで以上、1人ずつ!』ってところが我々の変わらないところなのかなと思っています」と述べていた。

 イベントには、QuizKnockのふくらP、河村拓哉、須貝駿貴、山本祥彰、鶴崎修功、東問、東言、サプライズでSnow Manの阿部亮平も登壇した。

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