65歳・麻倉未稀、乳がん判明から9年 心境変化「一緒に生きていこうと思えるように」
歌手の麻倉未稀(65)が1日、都内で行われたピンクリボンフェスティバル2025オープニングナイトに出席した。自身にまつわる現状などを語った。

ピンクリボンフェスティバル2025オープニングナイトに出席
歌手の麻倉未稀(65)が1日、都内で行われたピンクリボンフェスティバル2025オープニングナイトに出席した。自身にまつわる現状などを語った。
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麻倉は、2017年にテレビ番組で乳がんが判明。全摘手術を受けるも奇跡的な回復によって、術後3週間でステージに復帰。その後も精力的に音楽活動を続け、2022年にはデビュー40周年記念アルバムをリリース。2018年に地元藤沢にて「ピンクリボンふじさわ」を立ち上げる。「NPO法人あいおぷらす」で乳がんを中心に、がんの啓発活動に取り組む。
現在は「ホットフラッシュ(更年期の女性などに起きる、一時的なほてりの症状)がすごいのと、少し楽になったんですけど、関節痛は今もあります。すぐに立てない。関節がゴワついている。どうしても、急に動くとスッと立てない。すごく痛いときと、まったく何もないときがある」と明かした。
乳がん発見から、9年目に入った。「10年たってOKが出ても、11年たって再発なさった方も、私の友達の中にいる。ずっと共存しないといけないものだなと思っています。そこは分けるのではなく、一緒に育っていこう、という言い方はおかしいですけど(笑)、一緒に生きていこうというふうに、ちょっと思えるようになったかなと思っています」と語った。
他方、麻倉はライブ活動を精力的に行っている。「ここのところ、『ボールと言えば麻倉』ということで、ラグビー、アメリカンフットボール、野球、もうちょっと小さくなって卓球。プロレスまで行きましたよ」と話し、会場を驚かせていた。
