キンプリ高橋海人、“入れ替わり”役作りで芳根京子のYouTube視聴 本人から「絶対間違っている」
King & Princeの高橋海人が1日、都内で行われた映画『君の顔では泣けない』(11月14日公開、坂下雄一郎監督)のジャパンプレミアに、芳根京子、西川愛莉、武市尚士、中沢元紀、坂下監督と共に出席。入れ替わりたいものについてトークを展開した。

入れ替わりもの映画出演「自分にとってはチャレンジングな作品」
King & Princeの高橋海人が1日、都内で行われた映画『君の顔では泣けない』(11月14日公開、坂下雄一郎監督)のジャパンプレミアに、芳根京子、西川愛莉、武市尚士、中沢元紀、坂下監督と共に出席。入れ替わりたいものについてトークを展開した。
原作は、2021年9月に発売された君嶋彼方氏による同名小説。「ある日突然、誰かの体と入れ替わってしまう」という、数々の作品を世に送り出してきた入れ替わりものだが、同作は「15年入れ替わったまま」という独自設定を加え、新たな物語を作り出した。入れ替わってしまう2人、坂平陸(さかひらりく)と水村まなみを演じるのは、今回が初共演となる芳根と高橋。高校生時代の陸とまなみは、西川と武市がフレッシュに表現した。
観客の前に立った芳根は「本当にきょうドッキドキで! 初めて皆さんに見ていただける。初めて我が子お披露目って気持ちですが、皆さんのお顔を見ることができてうれしく思います」と喜びながらコメント。高橋は「今まででやらせていただいた役とはわけが違う。自分にとってはチャレンジングな作品。どう映っているかなって、2回見ちゃった作品でもある。皆さんに楽しんでいただけたようで安心しました」と安どした。
続けて、役作りの方法について聞かれると「最初に芳根ちゃんのYouTubeを見た」とコメントし、芳根から「絶対間違っているって(笑)」とツッコまれる場面も。このやり取りの後、高橋は「形から入ろう」と口にし、リハーサルのときは身振り手振りの強弱など調整しながら役作りをしていったそうで、最終的には「ストレートに見てもらうためには気持ち勝負でいったほうがいい。身振り手振りは最小限で、気持ちでいったほうがいいかもねって話をしました。それからは、のびのびと現場に迎えたかなって思います」と明かした。
オーディションによって同作の出演が決まったという武市だが、知らせを受けたのはライブ鑑賞後だったという。「ライブの後にマネジャーさんに呼び出されて。ライブ後だったので『何かしちゃった!』と思ったら、手紙をもらって。そこに『「君の顔では泣けない」出演が決まりました』って書いてあった。最初は動揺が勝っちゃいました」と振り返った。
King & Princeとしてライブ経験のある高橋は「マネジャーさんに呼び出されたときって、1回気持ちがどん底になるよね。でも、うれしいサプライズを用意してくれていて、すてきなマネジャーさんですね。感謝しないとですね」とにっこり。さらに、武市とはあまり現場で会うことはなかったそうだが「キンプリを好きでいてくれていて。舞台裏で緊張するからって『moooove!!』って曲を踊って、緊張するときは自分も踊ろうって思いました。同じ人間として生きていくから、好きなものが一緒だったり、ちょっとの時間話せたの大事でした」と回顧した。また、このやり取りに高橋は「ここファンミーティングじゃないですよね?(笑)」と言い、観客を笑わせた。
この日は、内容と絡めて「入れ替わりたい人」をテーマにトークする企画も。武市は「10秒だけでいいんですけど……」と前置きをし、「高橋海人さんになりたいです。普段見ている景色やステージを見たい。もっとなれるなら1分20秒くらい」と胸中を明かした。高橋は「1時間くらいならAI」と答え、「話したりしていると、ちょっとぐるぐるしたあと、バーって長い文字が出てくる。ここでAIがめちゃくちゃ資料を引っ張り出して調べている時間があるんじゃないかと思って。擬人化したAI。相当大変だけど、気になるなって。厳しい世界ですよ。タイパがやばいと思います」と説明していた。
